アジア変貌の軌跡を読み解く -- 増補 -- ちくま学芸文庫 --
宮城大蔵 /著   -- 筑摩書房 -- 2017.8 -- 15cm -- 270p

資料詳細

タイトル 海洋国家日本の戦後史
副書名 アジア変貌の軌跡を読み解く
版情報 増補
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 宮城大蔵 /著  
出版 筑摩書房 2017.8
大きさ等 15cm 270p
分類 319.102
件名 日本-外国関係-アジア-歴史-1945~ , アジア-政治-歴史-1945~ , アジア-外国関係
注記 文献あり
内容紹介 戦後アジアの巨大な変貌の背後には、開発と経済成長という日本の「非政治」的な戦略があった。アメリカの冷戦戦略や、アジアにおける大英帝国の解体、中国問題の台頭…。海域アジアの戦後史に果たした日本の軌跡をたどり、アジアの行方を展望する。
要旨 戦後世界でアジアほど巨大な変貌を遂げた地域はない。「陸のアジア」では朝鮮戦争やベトナム戦争が勃発し、米中対立がその背景になったのに対し、「海のアジア」では米中に加え、帝国の威勢を保つイギリスと、経済的「南進」を試みた日本が重要な役割を果たすことになった。しかし海域アジアはそうした国々の思惑を越えて、世界で最も経済的活力に溢れる地域へと姿を変えた。アメリカの冷戦戦略やアジアにおける大英帝国の解体、そして「中国問題」の台頭という、アジアの現在を形作った劇的な時代における日本の密かな航跡を描き出し、ふたたび政治の時代を迎えつつあるアジアの行方を展望する。
目次 第1章 「アジア」の誕生―バンドン会議と日本のジレンマ;第2章 日本の「南進」とその波紋―独立と冷戦の間で;第3章 脱植民地化をめぐる攻防―日英の確執、中国との綱引き;第4章 戦後アジアの転換点―一九六五年;第5章 アジア冷戦の溶解―米中接近と「中国問題」の浮上;補論
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09816-0   4-480-09816-X
書誌番号 1113511996

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 319.1 一般書 利用可 - 2060987028 iLisvirtual