クロード=ニコラ・ルドゥの建築思想 --
小澤京子 /著   -- 法政大学出版局 -- 2017.7 -- 22cm -- 262,18p

資料詳細

タイトル ユートピア都市の書法
副書名 クロード=ニコラ・ルドゥの建築思想
著者名等 小澤京子 /著  
出版 法政大学出版局 2017.7
大きさ等 22cm 262,18p
分類 523.35
個人件名 ルドゥー,クロード・ニコラ
注記 欧文タイトル:L’ecriture de la ville utopique
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1976年群馬県生まれ。専門領域は表象文化論(空間と身体のイメージ)。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」特任研究員、埼玉大学、首都大学東京、青山学院大学非常勤講師を経て、現在、和洋女子大学人文学群准教授。主な著作に、『都市の解剖学――建築/身体の剥離・斬首・腐爛』(ありな書房、2011年。第3回表象文化論学会奨励賞受賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 “呪われた建築家”とされてきたルドゥの建築と都市をめぐる構想は、「文字」と「言語」、「語り」についての方法論の模索でもあった。新たな言語創造者による「都市の書法」の追究とともに、時代の認識と欲望のあり方を炙り出す。
要旨 ルドゥの建築と都市をめぐる構想は、「文字」と「言語」、「語り」についての方法論の模索でもあった。幻視的や奇矯といった形容とともに“呪われた建築家”とされてきた従来の像を刷新し、その特異性の本質を明らかにする。建築の起源としての幾何学性志向、都市構想と性愛、性的建築と身体管理、書物の構造が出来させる仮構的な都市空間―。新たな言語創造者による「都市の書法」の追究とともに、時代の認識と欲望のあり方を炙り出す。
目次 序論(本著の概要と意義;ルドゥ研究の系譜;ルドゥの生涯、主な建築作品と『建築論』の経緯);第1部 建築は詩のごとく(Ut poesis architectura)(建築の綴字法;円と球体;「語る建築」とアルファベットの結合術;エンブレムとしての建築;文字と可読性);第2部 性的建築と身体管理の契機―醇化・教育・監視(建築の性的身体;文筆家ルドゥの陰画としての建築家サド;教育と労働における性的な契機;連帯と結合);第3部 書物の中の/書物としての理想都市(イメージとテクストの関連;入信儀礼から終末へ;イメージとテクストの協働と裏切り;世界のモデルとしての書物);第4部 世界創造主としての建築家(宇宙の建築家;宇宙と都市;眼としての建築(家);世界創造の模倣と「建築の起源」の再演)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-78609-9   4-588-78609-1
書誌番号 1113512262

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