新・人と歴史拡大版 --
大島利一 /著   -- 清水書院 -- 2017.8 -- 19cm -- 207p

資料詳細

タイトル 司馬遷と『史記』の成立
シリーズ名 新・人と歴史拡大版
著者名等 大島利一 /著  
出版 清水書院 2017.8
大きさ等 19cm 207p
分類 289.2
件名 史記
個人件名 司馬 遷
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
注記 1984年刊を表記や仮名遣い等一部を改めて再刊
著者紹介 1909(明治42)年、茨城県水海道市に生まれる。京都大学卒業。文学博士。奈良女子大学名誉教授。中国古代史専攻。2000年逝去。著書に『古代殷帝国』(共著)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 司馬遷の生きた西暦前2世紀の後半期は、中国民族の大発展期であった。国家の栄光と民衆の苦難との矛盾は、『史記』の中に、その雄大な構成と苛烈なリアリズム精神となって現れている。司馬遷の生涯と『史記』の精神を描き、歴史とは何かという問題に迫る。
要旨 司馬遷の生きた西暦前二世紀の後半期は、中国民族の最初の大発展期であった。英邁な専制君主武帝の積極政策の下に、東は朝鮮から西は中央アジアに及ぶ世界帝国が建設された。しかしたび重なる征服戦争は、やがて国家経済を破壊し、民衆の生活を極度に圧迫した。この国家の栄光と民衆の苦難との矛盾は、そのまま『史記』のなかに、その雄大な構成と苛烈なリアリズム精神となって現われている。本書は、司馬遷の生涯と『史記』の精神を描くことによって、歴史とは何か、人はいかに生きるべきかという問題を考えてみようとしたものである。
目次 1 ひとつの青春(龍門の人;勉学時代);2 天下漫遊(古跡を訪ねて;古代文化の源流;つわものどもが夢のあと);3 権力の世界(官僚への道;武帝の積極政策;官僚政治;随行と出使);4 歴史家の誕生(父の遺言;『史記』の執筆;李陵の禍);5 憤りを発して(中書令となる;漢民族の通史;晩年)
ISBN(13)、ISBN 978-4-389-44119-7   4-389-44119-1
書誌番号 1113512452

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