産業革命から第一次世界大戦まで --
マーク・ミカーリ /編, ポール・レルナー /編, 金吉晴 /訳   -- みすず書房 -- 2017.8 -- 22cm -- 320,91p

資料詳細

タイトル トラウマの過去
副書名 産業革命から第一次世界大戦まで
著者名等 マーク・ミカーリ /編, ポール・レルナー /編, 金吉晴 /訳  
出版 みすず書房 2017.8
大きさ等 22cm 320,91p
分類 493.74
件名 心的外傷-歴史 , 心的外傷後ストレス障害-歴史
注記 原タイトル:TRAUMATIC PASTS
注記 索引あり
著者紹介 【マーク・ミカーリ】イェール大学と英国のマンチェスター大学で教え,現在はアーバナ・シャンペインのイリノイ大学の歴史学准教授.Approaching Hysteria:Disease and Its Interpretations (Princeton University Press,1995)の著者.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:トラウマ、精神医学、歴史 ポール・レルナー著 マーク・ミカーリ著. 鉄道事故 ラルフ・ハリントン著. 米国黄金時代の列車とトラウマ エリック・カプラン著. 出来事、累積、トラウマ ヴォルフガング・シェフナー著. トラウマの言説としてのドイツ福祉国家 グレグ・エイジアン著. シャルコーとトラウマ神経症 マーク・ミカーリ著. トラウマ神経症から男性ヒステリーへ ポール・レルナー著. 一九世紀末から二〇世紀初頭にかけての米国精神医学における女性の性的トラウマの成立 リサ・カーディン著. 「なぜ彼らは治らないのか?」第一次大戦における英国のシェルショック治療 ピーター・リーズ著. 第一次世界大戦期イタリアにおける精神科医、兵士、士官 ブルーナ・ビアンキ著. 神経との闘い マーク・ルドブッシュ著. 見えない傷 キャロライン・コックス著
内容紹介 19世紀後半の急激な産業化、福祉国家の成立、第一次世界大戦までに起こった外傷的出来事、シェルショック、新たな病いの誕生と補償問題…。「トラウマ」概念はいかにして生まれ、社会に浸透したのか。トラウマ研究の決定版にして新たな端緒となる1冊。
要旨 本書は、トラウマがなぜ心の傷を表わすものとして社会に浸透し、いかに欧米社会を混乱に陥れてきたのかを明らかにするものである。戦争、災害、事故―。未曾有の外傷的出来事に襲われた後、われわれは何を作りなおし、何を語り継がなくてはならないのだろうか?トラウマ研究の決定版にして新たな端緒となる、学問分野を超越した重要文献。
目次 トラウマ、精神医学、歴史―概念と歴史記述の方法論についての序論;第1部 ビクトリア時代の旅行とトラウマ(鉄道事故―一九世紀英国における列車、トラウマ、技術の危機;米国黄金時代の列車とトラウマ);第2部 福祉国家黎明期の労働、事故、トラウマ(出来事、累積、トラウマ―一九世紀末から二〇世紀初頭にかけての確率論的な精神の革新;トラウマの言説としてのドイツ福祉国家);第3部 トラウマ理論の発展 二〇世紀初頭の近代化と精神医学(シャルコーとトラウマ神経症―一九世紀後期フランスのトラウマ理論における医学と文化;トラウマ神経症から男性ヒステリーへ―オッペンハイムの凋落 一八八九‐一九一九年;一九世紀末から二〇世紀初頭にかけての米国精神医学における助成の性的トラウマの成立);第4部 第一次大戦におけるショック、トラウマ、精神医学(「なぜ彼らは治らないのか?」第一次大戦における英国のシェルショック治療;第一次世界大戦期イタリアにおける精神科医、兵士、士官;神経との闘い―第一次世界対戦期フランスにおけるにおけるヒステリーとその治療;見えない傷―一九一二‐一四年のアメリカ在郷軍人会、シェルショックを持つ退役軍人、アメリカ社会)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08623-9   4-622-08623-9
書誌番号 1113512833
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113512833

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