近代への道しるべ --
山田慶兒 /著   -- 藤原書店 -- 2017.9 -- 22cm -- 309p

資料詳細

タイトル 日本の科学
副書名 近代への道しるべ
著者名等 山田慶兒 /著  
出版 藤原書店 2017.9
大きさ等 22cm 309p
分類 402.1
件名 科学-日本-歴史
著者紹介 1932年福岡生まれ。京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は、科学史。京都大学理学部宇宙物理学科卒、同大学大学院文学研究科西洋史学専攻修士課程修了。中国古代医学史研究でA.L.Basham Medal受賞。著書に『黒い言葉の空間』(1988、中央公論社、大佛次郎賞)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:十八、九世紀の日本と近代科学・技術. 日本と中国、知的位相の逆転のもたらしたもの. 飛鳥の天文学的時空. 日本医学事始. 医学において古学とはなんであったか. 反科学としての古方派医学. 現代日本において学問はいかにして可能か. 中国の「洋学」と日本. 幕府天文方と十七、八世紀フランス天文学. 見ることと見えたもの. 浅井周伯養志堂の医学講義
内容紹介 「科学なき近代」と呼ばれた日本・中国だが、科学はあった。日本に独自に芽生えていた近代科学の特殊性とは何か?岩倉使節団の欧米視察によると、東西文明のタイムラグは50年程度である。受容史にとどまらない日本の科学史を見出す。
要旨 日本独自に誕生していた近代科学!日本の科学の特殊性とは?「科学なき近代」といわれた日本・中国だが、科学はあった。(伊能忠敬は1817年に日本全図を完成、カッシーニ父子によるフランス全図完成は1790年)岩倉使節団の欧米視察によると、東西文明のタイムラグは50年程度である。日本最古の医学書『医心方』には、中国医学と異なる独自の医学体系が見られる。―受容史だけではない日本の科学史へのまなざし。
目次 1 二つの展望(十八、九世紀の日本と近代科学・技術;日本と中国、知的位相の逆転のもたらしたもの);2 科学の出発(飛鳥の天文学的時空―キトラ『天文図』;日本医学事始―『医心方』);3 科学の日本化(医学において古学とはなんであったか―山脇東洋;反科学としての古方派医学―香川修庵・吉益東洞;現代日本において学問はいかにして可能か―富永仲基);4 科学の変容(中国の「洋学」と日本―『天経或問』;幕府天文方と十七、八世紀フランス天文学―『ラランデ暦書管見』;見ることと見えたもの―『米欧回覧実記』他);補論 浅井周伯養志堂の医学講義―松岡玄達の受講ノート
ISBN(13)、ISBN 978-4-86578-136-6   4-86578-136-6
書誌番号 1113516238

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