新宿、もうひとつの戦後史 --
稲葉佳子 /著, 青池憲司 /著   -- 紀伊國屋書店 -- 2017.9 -- 20cm -- 249p

資料詳細

タイトル 台湾人の歌舞伎町
副書名 新宿、もうひとつの戦後史
著者名等 稲葉佳子 /著, 青池憲司 /著  
出版 紀伊國屋書店 2017.9
大きさ等 20cm 249p
分類 213.6
件名 東京都新宿区-歴史 , 歌舞伎町(東京都新宿区) , 華僑(日本在留)-歴史 , 日本-外国関係-台湾-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【稲葉佳子】1954年生まれ。法政大学大学院デザイン工学研究科兼任講師、博士(工学)。都市計画コンサルタントを経て、2008年よりNPO法人かながわ外国人すまいサポートセンター理事。2012年から新宿区多文化共生まちづくり会議委員。著書に『オオクボ 都市の力――多文化空間のダイナミズム』(学芸出版社)ほかがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 終戦までの50年間、日本の統治下にあった台湾。戦前から日本に“内地留学”をしていた者も多くいた。戦後、裸一貫で放り出された台湾人はやがて駅前のヤミ市で財をなし、焼け野原に新たに構想された興行街・歌舞伎町を目指した…。知られざる戦後史。
要旨 “らんぶる”も“スカラ座”も“風林会館”も台湾人がつくった―終戦までの50年間、日本の統治下にあった台湾。8万人あまりが“日本兵”として戦争に駆り出され、戦前から日本に“内地留学”をしていた者も多くいた。戦後、今度は一転、“外国人”として裸一貫で放り出された台湾人はやがて駅前のヤミ市で財をなし、焼け野原に新たに構想された興行街・歌舞伎町を目指した―初めて明らかにされる、貴重な時代証言。
目次 第1章 “ルンバ”の青春 1945‐49―虚脱から再起へ(“やんちゃ”少年、内地へ留学する;ヤミ市から始まった戦災復興 ほか);第2章 “地球座”から始まった歌舞伎町 1945‐49―理想と停滞(鈴木喜兵衛が描いた理想のまちづくり;林以文、“地球座”に出会う ほか);第3章 「歌舞伎町」前夜 1950‐54―焦燥から光明へ(“博覧会”という宴のあと;駅前の“ヤミ市”去って、歌舞伎町に“青線”来たる ほか);第4章 “じゅく文化”の裏に台湾人華僑あり 1955‐64―胎動から興隆へ(“じゅく文化”は名曲喫茶から;娯楽のまちと暮らしのまち ほか);第5章 台湾人が愛した歌舞伎町 1965‐74―爛熟、そして変容(華僑ストリートになった花道通り;歌舞伎町の“ザ・台湾人華僑”たち ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-314-01151-8   4-314-01151-3
書誌番号 1113521106

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 213.6 一般書 利用可 - 2061162243 iLisvirtual
港北 公開 Map 213 一般書 利用可 - 2061407742 iLisvirtual