儚きスペクタクルの力 -- 講談社選書メチエ --
京谷啓徳 /著   -- 講談社 -- 2017.9 -- 19cm -- 325p

資料詳細

タイトル 凱旋門と活人画の風俗史
副書名 儚きスペクタクルの力
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 京谷啓徳 /著  
出版 講談社 2017.9
大きさ等 19cm 325p
分類 779.4
件名 見世物-歴史 , 仮設建築物-歴史 , 風俗画-歴史
著者紹介 1969年、香港に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学助手を経て、現在、九州大学大学院人文科学研究院准教授。専攻は西洋美術史。主な著書に『ボルソ・デステとスキファノイア壁画』(中央公論美術出版、第9回地中海学会ヘレンド賞/第26回マルコ・ポーロ賞)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ルネサンス宮廷に甦った凱旋門と活人画。時を超え、洋の東西をまたいでさまざまなジャンルの芸術と触れあいながら、凱旋門と活人画はスペクタクルの力をいかに発揮してきたのか。明治日本にも伝来し変容してゆく見世物としての歴史をたどる。
要旨 古代の形に倣うように、ルネサンス期に甦る仮設建築の凱旋門。それは人市式における君主の壮麗な行列を迎える舞台として、またメッセージを伝える大道具として機能し、さらに「生きた人間による絵画」の展示を加えて、壮大な演劇的空間を作り出した。束の間の宮廷祝祭を彩った凱旋門と活人画は、その後、別々の道を歩む。国民国家の記憶装置としての凱旋門、上流社会の娯楽としての活人画、そして明治日本にも伝来し変容してゆく見世物としての歴史をたどる。
目次 第1章 ルネサンスのハリボテ凱旋門;第2章 ルネサンスの活人画;第3章 ポッセッソ―新教皇のスペクタクル;第4章 「活人画」の誕生―一八世紀後半~一九世紀前半;第5章 大衆化する活人画―一九世紀後半;第6章 明治の凱旋門と活人画;第7章 新宿帝都座の額縁ショウへ
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258663-4   4-06-258663-0
書誌番号 1113521145
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113521145

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保土ケ谷 公開 Map 779 一般書 利用可 - 2061264488 iLisvirtual