大谷句仏 -- 中公叢書 --
山折哲雄 /著   -- 中央公論新社 -- 2017.9 -- 20cm -- 220p

資料詳細

タイトル 勿体なや祖師は紙衣の九十年
副書名 大谷句仏
シリーズ名 中公叢書
著者名等 山折哲雄 /著  
出版 中央公論新社 2017.9
大きさ等 20cm 220p
分類 911.36
個人件名 大谷 句仏
注記 年譜あり
著者紹介 1931年生まれ。東北大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。国立歴史民俗博物館教授、京都造形芸術大学大学院長、国際日本文化研究センター所長などをへて、現在は国際日本文化研究センター名誉教授。専攻は宗教学・思想史。著書に『仏教とは何か』など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 東本願寺第二十三世法主、大谷光演は「句仏」の俳号をもつ俳人でもあった。句仏の旺盛な句作活動や、虚子に宛てた書簡等を手がかりに、祖師・親鸞から芭蕉へ、そして句仏へといたる日本精神史の新たな水脈を探る。
要旨 大谷光演(一八七五~一九四三)は二つの顔をもつ人物だった。東本願寺第二十三世法主であり、また俳諧、書画をよくする文人でもあった。俳号は句仏。本書のタイトルは、その代表句である。俳句は正岡子規に私淑し、子規門下の高浜虚子、河東碧梧桐と交流した。僧衣に身を包む句仏は、なぜ俳諧の道を歩むことになったのか。句仏の旺盛な句作活動や、虚子に宛てた書簡等を手がかりに、祖師・親鸞から芭蕉へ、そして句仏へといたる日本精神史の新たな水脈をさぐる。
目次 序章 「勿体なや」―大谷句仏の誕生;第1章 二つの革新運動―正岡子規、清沢満之と大谷句仏;第2章 句仏と虚子―「虚子宛句仏書簡」をめぐって;第3章 竹内栖鳳との出会いと枳殻邸の宴;第4章 句仏の遍歴―一茶の「もたいなや」に出会う;第5章 媒介者、暁烏敏―出会いと別れ;第6章 俳号と子規追慕;第7章 「古池や」と「勿体なや」;第8章 忌日の作法と挽歌;第9章 俳句と私小説;終章 大谷句仏の孤独な一筋道
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-004998-9   4-12-004998-1
書誌番号 1113523263

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