増補版 -- 青弓社ルネサンス --
小森陽一 /著   -- 青弓社 -- 2017.9 -- 22cm -- 468p

資料詳細

タイトル 構造としての語り
版情報 増補版
シリーズ名 青弓社ルネサンス
著者名等 小森陽一 /著  
出版 青弓社 2017.9
大きさ等 22cm 468p
分類 910.26
件名 日本小説-歴史-明治以後
注記 初版:新曜社 1988年刊
著者紹介 1953年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授、「九条の会」事務局長。専攻は日本近代文学。著書に『文体としての物語・増補版』(青弓社)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:小説言説の生成. 葛藤体としての〈語り〉. 〈語り〉の空白/〈読者〉の位置. 物語の展開と頓挫. 視点と〈語り〉の審級. 〈記述〉する「実境」中継者の一人称. 〈語る〉一人称/〈記述〉する一人称. 〈語り〉と物語の構成. 『坊っちやん』の〈語り〉の構造. 『心』での反転する〈手記〉. 『蝿』の映画性. エクリチュールの時空. 文字・身体・象徴交換. 百年目の『こころ』
内容紹介 欧文をモデルにしたある一定の文体が安定しようとするその同じ時期に、必ず“語り”の手法を基本にした表現が、単なる「反動」としてではなく、新しい表現状況と密接に絡み合いながら登場してきたことも文学的「近代」の重要な特質であることを解明する。
要旨 欧文をモデルにしたある一定の文体が安定しようとするその同じ時期に、必ず“語り”の手法を基本にした表現が、単なる「反動」としてではなく、新しい表現状況と密接に絡み合いながら登場してきたことも、わが国の文学的「近代」の重要な特質である。
目次 第1部 構造としての語り(近代小説と“語り”;近代的“語り”の発生;“人称”と“語り”の主体;“書く”ことと“語る”ことの間で;“語る”ことから“書く”ことへ);増補 百年目の『こころ』―言葉の時差のサスペンス
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-9237-7   4-7872-9237-4
書誌番号 1113523276
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113523276

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/6900 一般書 利用可 - 2061257910 iLisvirtual