医師が見つけた身体と感情の深いつながり -- 朝日選書 --
佐藤友亮 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2017.10 -- 19cm -- 251p

資料詳細

タイトル 身体知性
副書名 医師が見つけた身体と感情の深いつながり
シリーズ名 朝日選書
著者名等 佐藤友亮 /著  
出版 朝日新聞出版 2017.10
大きさ等 19cm 251p
分類 490.1
件名 医学哲学 , 心身関係 , 身体知
注記 文献あり
著者紹介 1971年盛岡市生まれ。医学博士、日本内科学会認定内科医、血液専門医。大阪大学大学院修了。2012年神戸松蔭女子学院大学准教授。合気道凱風館塾頭。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 身体は人の感情や知性をつくりだしている。合気道家で医師の著者が解剖学にみる身体観の変化、身体知性で「オープンダイアローグ」から「べてるの家」までを読み解く新たな「からだ」の話。内田樹氏との対談も収録する。
要旨 武道家で医師の著者による、刺激に満ちた身体論!身体知性が人の感情と判断を担っている。フーコーの『臨床医学の誕生』や肉眼解剖学をもとに、西洋医学の言葉による身体の分析的追求の特徴を読み解く。しかし現実の臨床現場では、分析だけでは太刀打ちできない短時間で合理的な判断が必要だ。このとき活躍するのが身体知性。救命救急医のクロスケリーは医師の感情変化が誤診へとつながると指摘し、神経生理学者のダマシオは「ソマティック・マーカー仮説」で人間の判断に影響を与える感情の形成と身体の関係をたどる。また武道における東洋的な身体観と鍛錬は、人間の判断において重要だ。天才チェスプレーヤーが出会った太極拳、精神疾患の新しい治療法「オープンダイアローグ」、北海道浦河町の「べてるの家」を身体知性から分析するとどうなるのか。合気道家で思想家の内田樹氏との対談「武道と医学と身体をむすぶ」を収録。
目次 第1章 西洋医学が身体を取り扱うことば;第2章 肉眼解剖学に見る西洋医学の身体観の変化;第3章 「医師の身体」が西洋医学の分析の隙間を補完している;第4章 感情は身体によって作られている―ダマシオのソマティック・マーカー仮説;第5章 身体知性1 統合的な身体機能;第6章 身体知性2 身体を通して感情を整える;第7章 身体知性で読み解く「オープンダイアローグ」と「べてるの家」;対談 武道と医学と身体をむすぶ(内田樹×佐藤友亮)
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-263064-3   4-02-263064-7
書誌番号 1113528300

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神奈川 公開 Map 490 一般書 利用可 - 2061264925 iLisvirtual