イタリア精神保健ことはじめ --
フランコ・バザーリア /〔述〕, 大熊一夫 /訳, 大内紀彦 /訳, 鈴木鉄忠 /訳, 梶原徹 /訳   -- 岩波書店 -- 2017.10 -- 19cm -- 266,4p

資料詳細

タイトル バザーリア講演録自由こそ治療だ!
副書名 イタリア精神保健ことはじめ
著者名等 フランコ・バザーリア /〔述〕, 大熊一夫 /訳, 大内紀彦 /訳, 鈴木鉄忠 /訳, 梶原徹 /訳  
出版 岩波書店 2017.10
大きさ等 19cm 266,4p
分類 493.7
件名 精神医学-イタリア , 精神障害者福祉-イタリア
注記 原タイトル:CONFERENZE BRASILIANE
著者紹介 【フランコ・バザーリア】1924年、ヴェネツィア生まれ。精神科医。1960-70年代、精神病院長を務めたゴリツィアやトリエステを拠点に、精神病院の廃絶と地域密着型サービスの創設に尽力した。イタリア社会全体を巻き込んだ反施設の闘いは、精神保健改革法(通称バザーリア法)として結実した。1980年没。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:精神医療は自由の道具か抑圧の道具か. 地域社会における精神医療チームの活動. 精神医療施設についての批判的分析. 公共医療における精神医療の統合. 社会構造と健康と精神病. 精神病院における権力と暴力. 抑圧と精神病. 科学と人間的欲求への犯罪視. 国家権力と精神医療. ベロオリゾンテへの二つの旅. 精神医療と民衆の参加. 精神保健の取り組みにおける代替案. 精神医療と政治. 精神医療における「公」と「私」
内容紹介 世界に先駆けて精神病院を廃止し、社会に開かれた地域精神保健サービス体制を確立したイタリア。その大変革をリードしたのが、精神科医フランコ・バザーリアだった。そのラディカルで人間味溢れる思想と実践の全貌を自ら語る。
要旨 世界に先駆けて精神病院(マニコミオ)を廃止し、社会に開かれた地域精神保健サービス体制を確立したイタリア。その大変革をリードしたのが、精神科医フランコ・バザーリアだった。最晩年に行われた「ブラジル講演」では、バザーリアのラディカルな実践と人間味あふれる思想が、聴衆の疑問や批判に応えながら活き活きと語られている。精神保健の未来を切り拓く「知」と「技術」が凝縮したバザーリアの遺言が、いま日本に伝わる!
目次 第1部 治療と自由―サンパウロ講演(精神医療は自由の道具か抑圧の道具か;地域社会における精神医療チームの活動;精神医療施設についての批判的分析;公共医療における精神医療の統合;社会構造と健康と精神病);第2部 医療と権力―リオデジャネイロ講演(精神病院における権力と暴力;抑圧と精神病;科学と人間的欲求への犯罪視;国家権力と精神医療);第3部 もう一つの道―ベロオリゾンテ講演(ベロオリゾンテへの二つの旅;精神医療と民衆の参加;精神保健の取り組みにおける代替案;精神医療と政治―バルバセーナ精神病院;精神医療における「公」と「私」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024485-5   4-00-024485-X
書誌番号 1113528922

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