その自己展開と終焉について --
田中康裕 /著   -- 創元社 -- 2017.10 -- 19cm -- 305,9p

資料詳細

タイトル 心理療法の未来
副書名 その自己展開と終焉について
著者名等 田中康裕 /著  
出版 創元社 2017.10
大きさ等 19cm 305,9p
分類 146.8
件名 精神療法-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1963年生まれ。上智大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(心理学)、ユング派分析家、臨床心理士。現在、京都大学大学院教育学研究科准教授。専攻は臨床心理学。主な著書に『魂のロジック』(日本評論社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 終焉の時はすでに始まっている。現代の精神病理を代表する「解離性障害」や「発達障害」は心理療法をどう変えたのか?現代の意識の特徴である「サイコロジカル・インフラの消失」とはどのような事態か?人類の精神史において心理療法というプロジェクトがどのように展開してきたのか。そのプロセスを解き明かし、今日の心理療法の在り方を根底から問う。ここがロドス島だ、ここで跳べ!
目次 今日の心理療法の在り方;第1部 心理療法と「近代」―ユングの三つの夢を通して(神話的世界へのイニシエーション―ファルスの夢;「近代の意識」の本質―影入道の夢;神話的世界の埋葬―家の夢);第2部 心理療法における「近代」と「前近代」(心理療法の始まりと「意味の病」;心理療法と錬金術の論理;心理療法の本性としての“非治療性”);第3部 心理療法と「現代の意識」(心理現象としての解離;発達障害は心理療法をどう変えたのか?;ユビキタスな自己意識とその心理療法);心理療法の終焉;心理療法家に求められるもの―カフカの『掟の門』をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-422-11670-9   4-422-11670-3
書誌番号 1113529087

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