自然と作為 --
斎藤眞 /〔著〕, 古矢旬 /監修, 久保文明 /監修   -- みすず書房 -- 2017.10 -- 22cm -- 291p

資料詳細

タイトル アメリカを探る
副書名 自然と作為
著者名等 斎藤眞 /〔著〕, 古矢旬 /監修, 久保文明 /監修  
出版 みすず書房 2017.10
大きさ等 22cm 291p
分類 302.53
件名 アメリカ研究
著者紹介 【斎藤眞】(1921-2008)1921年東京生まれ。1942年,東京大学法学部政治学科卒業.助手採用の後,直ちに休職し,海軍主計見習尉官.46年,助手に復職し,59年,ヘボン講座を担任し,同時に法学部教授.1981年,東京大学を退職し,国際基督教大学教授(-91年).1997年,文化功労者.2005年,文化勲章.著書に『アメリカ外交の論理と現実』(東京大学出版会,1962)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:契約による社会形成. アメリカ革命と宗教. 制度的政教分離と心情的政教融合. 政治構造と政教分離. 建国期アメリカの防衛思想. アメリカ外交の原型. 第一次大戦とアメリカ社会. アメリカ大統領職の変質. ポストモダンの大統領の登場?. 『アメリカの対外政策決定と議会』序論. 草創期アメリカ研究の目的意識. 日本におけるアメリカ研究
内容紹介 転換期を迎えたアメリカを知るために、なにより建国以来現在までを貫くアメリカを理解するために。高い学術レベルを保ちながら全体を見据え続けてきた、アメリカ研究第一人者の遺した論文集。
要旨 アメリカ研究の第一人者がみずから編みながら遺された論集を、ここにおくる。プリマス植民地をはじめ、アメリカ建国前後の政治と宗教(制度としての政教分離と国民の心情としての政教融合)の実態からアメリカの根っこを描き、その水脈がその後の外交・戦争・大統領・議会などにどう現れてくるかが明らかになっている。転換期を迎えたアメリカを知るために、なにより建国以来現在までを貫くアメリカを理解するために、さらにアメリカの「反知性主義」の一端を学ぶために、高い学術レベルを保ちながら全体を見据えて研究してきた著者の12章の遺稿は、この国の今後のアメリカ研究にとって不可欠なものであろう。また、巻末の2編「草創期アメリカ研究の目的意識―新渡戸稲造と「米国研究」」および「日本におけるアメリカ研究―その歴史と今後の課題」は、学問・文化レベルでの日米関係史を描いた、きわめて貴重な資料でもある。
目次 1(契約による社会形成;アメリカ革命と宗教―文化的多元性・政教分離・統合;制度的政教分離と心情的政教融合―一八世紀後半アメリカ社会における政教関係;政治構造と政教分離―イギリス“複合”帝国とアメリカ諸植民地);2(建国期アメリカの防衛思想;アメリカ外交の原型―建国期アメリカの対外意識;第一次大戦とアメリカ社会―素描);3(アメリカ大統領職の変質 素描(1)組織化と個人化;ポストモダンの大統領の登場?―アメリカ大統領職の変容;『アメリカの対外政策決定と議会』序論);4(草創期アメリカ研究の目的意識―新渡戸稲造と「米国研究」;日本におけるアメリカ研究―その歴史と今後の課題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08644-4   4-622-08644-1
書誌番号 1113531662
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113531662

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