生命倫理学と死生学の間で --
大林雅之 /著   -- 東信堂 -- 2017.10 -- 22cm -- 160p

資料詳細

タイトル 生命(いのち)の問い
副書名 生命倫理学と死生学の間で
著者名等 大林雅之 /著  
出版 東信堂 2017.10
大きさ等 22cm 160p
分類 490.15
件名 生命倫理 , 生死 , 医療倫理
注記 索引あり
著者紹介 1950(昭和25)年東京に生まれる 1986(昭和61)年上智大学大学院理工学研究科生物科学専攻(生命科学基礎論部門)博士後期課程単位取得 京都工芸繊維大学大学院教授などを経て、現在、東洋英和女学院大学教授。専攻 生命倫理学(バイオエシックス)、科学史、科学哲学 著書『生命にふれる-バイオエシックス入門-』(葦書房、1992年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:生命倫理とは何か. 日本のバイオエシックス導入と展開、覚書. 先端医療技術の倫理問題は技術的に解決できるのか. 再生医療技術への宗教の関わり. 先端医療技術における「回復」の意味. 「全能性」倫理基準の定義をめぐって. 生死のかたち. 医療を求める旅の倫理. 臓器移植法改正と死生観. PEG施行における「患者の事前指示」と「家族の希望」. 日本のカルチュラル・バイオエシックスの可能性. 「小さな死」によせて
要旨 万能細胞の研究が進むなど、再生医療技術が格段に成長を見せている今日、生命倫理学―バイオエシックス―の理解が急務となっている。しかし、元々アメリカから導入された学問としてのバイオエシックスは、文化や価値観の異なるわが国においてうまく受容されていない現状にある。本書はこうした危惧を受け、日本独自の文化や死生観を踏まえた上でわが国に適したバイオエシックスのかたちを模索する、まさに時宜を得た研究である。
目次 「生命の問い」とは何か―「いのち」の何が問われているか;第1部 日本の生命倫理学の展開と課題(生命倫理とは何か;日本のバイオエシックス導入と展開、覚書);第2部 再生医療研究における「生命」の意味(先端医療技術の倫理問題は技術的に解決できるのか―再生医療をめぐって;再生医療技術への宗教の関わり―ES細胞・iPS細胞研究における「全能性」をめぐって;先端医療技術における「回復」の意味―再生医療と「全能性」をめぐって ほか);第3部 生命倫理学と死生学の接点(生死のかたち―「日本人の死生観」と生命倫理;医療を求める旅の倫理―メディカル・ツーリズムとタランスプラント・ツーリズムの間にあるもの;PEG施行における「患者の事前指示」と「家族の希望」―生命倫理学の立場から ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1444-2   4-7989-1444-4
書誌番号 1113533579

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 490.1 一般書 利用可 - 2061350430 iLisvirtual