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【図書】 日本神話はいかに描かれてきたか

近代国家が求めたイメージ -- 新潮選書 --
及川智早 ／著   -- 新潮社 -- ２０１７．１０ -- ２０ｃｍ -- ２２１ｐ

資料詳細

タイトル 日本神話はいかに描かれてきたか
副書名 近代国家が求めたイメージ
シリーズ名 新潮選書
著者名等 及川智早 ／著  
出版 新潮社 ２０１７．１０
大きさ等 ２０ｃｍ ２２１ｐ
分類 164.1
件名 神話－日本 , 神話－美術上 , 絵画（日本）－歴史－明治以後 , 図像学
著者紹介 １９５９年、岩手県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、帝塚山学院大学教授。古事記学会理事、上代文学会理事、大正イマジュリィ学会常任委員。専門は日本神話や古代説話及びその受容史。主な論文に「『古事記』底本の変遷―本居宣長『訂正古訓古事記』から真福寺本古事記へ」（『国文学研究』第１３７集）などがある。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容 内容：結婚式の神となったイザナキとイザナミ．　ヤマタノヲロチ退治の演出法．　「ワニ」とはなにをさすのか．　サルタヒコとアメノウズメは夫婦神か．　つくられた神武天皇．　戦う英雄、神功皇后．　そして漂白の現代へ
内容紹介 神武天皇はなぜ、こんな髪型をしているのか？明治以降、『古事記』『日本書紀』は様々に図像化されていった。その逸脱・変容の軌跡に、近代ならではの目論見と必然性を探る。
要旨 絵葉書・引札・挿絵に見る、逸脱と変容の神話図像。明治維新後、天皇による支配の正統性を国民に刷り込むべく、『古事記』『日本書紀』がさまざまにビジュアル化されていった。イザナキ・イザナミ神の国生みから、スサノヲ神によるヤマタノヲロチ退治、イナバのシロウサギ譚、神武天皇や神功皇后の雄姿まで、原典にはない要素を加えながら巷にあふれたイメージの数々に、近代ならではの受容のかたちを探る。
目次 第１章　結婚式の神となったイザナキとイザナミ；第２章　ヤマタノヲロチ退治の演出法；第３章　「ワニ」とはなにをさすのか；第４章　サルタヒコとアメノウズメは夫婦神か；第５章　つくられた神武天皇；第６章　戦う英雄、神功皇后；終章　そして漂白の現代へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-603817-4　　 4-10-603817-X
書誌番号 1113534344

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