歴史的背景から子の最善の利益をめざす家事調停まで -- 学習院大学東洋文化研究叢書 --
稲田龍樹 /編著   -- 勁草書房 -- 2017.10 -- 21cm -- 264p

資料詳細

タイトル 東アジア家族法における当事者間の合意を考える
副書名 歴史的背景から子の最善の利益をめざす家事調停まで
シリーズ名 学習院大学東洋文化研究叢書
著者名等 稲田龍樹 /編著  
出版 勁草書房 2017.10
大きさ等 21cm 264p
分類 324.92
件名 家族法-アジア(東部)
著者紹介 元東京高裁判事、元学習院大学教授、弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「契約」「協議」「合同」の区別 霍存福著 張田田著 銭偉栄訳 青木俊介訳. 台湾家族法における私的自治原則の運用 林秀雄著 小林貴典訳. 韓国の相続財産分割における協議の意義に関する検討 任相〓著 李妍淑訳. 「協議」と手続保障 稲田龍樹著. 家事調停と手続保障 本間靖規著. 子の監護関連事件の固有性と家事調停の可能性 若林昌子著. 夫婦の離婚と子の監護養育 犬伏由子著. 同席聴き取りの勧め 小田耕治著. 家事調停における未成年の子の地位 長谷部由起子著. 当事者の相互理解をめざす離婚調停の運営 林賢一著. 家事調停手続と「審判物」概念 大橋眞弓著. 子どもの手続代理人制度の現状と課題 池田清貴著. 弁護士による子どもの権利擁護の意義と課題 原田綾子著
要旨 当事者の合意による紛争解決から「子の最善の利益」をめざす家事調停まで。東アジア家事調停制度では合意を中核とする協議による紛争解決がなされているが、離婚紛争で合意に至る協議のプロセスを「子の最善の利益」に焦点を当て解明する。
目次 第1部 東アジア家族法における当事者間の合意を考える―その歴史的背景に関する比較法的研究(「契約」「協議」「合同」の区別―中国における一連の民法用語の歴史的変遷に関する考察;台湾家族法における私的自治原則の運用;韓国の相続財産分割における協議の意義に関する検討―歴史的検討と共に);第2部 離婚と子の監護に関する当事者間の合意を考える―その歴史的検討から子の最善の利益に適った家事調停をめざす(家事調停における手続保障;離婚調停と子どもの成長・発達する権利;当事者の声、子どもの声を聴く;離婚調停の運営と法的枠組み;子どもの手続代理人―実践と目的)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-40343-1   4-326-40343-8
書誌番号 1113534425

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