時間経験の哲学・意識の科学・美学・倫理学への展開 --
平井靖史 /編, 藤田尚志 /編, 安孫子信 /編, 村山達也 /ほか著   -- 書肆心水 -- 2017.10 -- 21cm -- 381p

資料詳細

タイトル ベルクソン『物質と記憶』を診断する
副書名 時間経験の哲学・意識の科学・美学・倫理学への展開
著者名等 平井靖史 /編, 藤田尚志 /編, 安孫子信 /編, 村山達也 /ほか著  
出版 書肆心水 2017.10
大きさ等 21cm 381p
分類 135.4
件名 物質と記憶
個人件名 ベルクソン,アンリ
注記 索引あり
著者紹介 【平井靖史】福岡大学人文学部・教授。専門はベルクソンおよびライプニッツを中心とする近現代フランス哲学。1971年生。主な業績に、合田正人との共訳によるベルクソン『意識に直接あたえられたものについての試論』(ちくま学芸文庫、2002年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:潜在性とその虚像 村山達也著. 『物質と記憶』と形而上学の直観的再興 カミーユ・リキエ著 天野恵美理訳. 記憶の場所の論理 藤田尚志著. 過去は何故そのまま保存されるのか 檜垣立哉著. ベルクソンにおける在ること・夢見ること・見ること バリー・デイントン著 木山裕登訳. 〈時間的に拡張された心〉における完了相の働き 平井靖史著. 『物質と記憶』と深層学習 デイヴィッド・クレプス著 齋藤俊太訳. 空間的神経表象から時間的圧縮過程へ 太田宏之著. 記憶力と脳 ジャン=リュック・プチ著 原健一訳 田村康貴訳. ベルクソンの第一の記憶を理解する試み 兼本浩祐著. 現在の脆さ ユリア・ポドロガ著 持地秀紀訳. 生への注意 マイケル・R・ケリー著 山根秀介訳
要旨 時代にあまりに先駆けて世に出たがゆえに難解書とされてきた『物質と記憶』を現代諸科学の知見を通して新たに読解する。『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する』の続編。
目次 第1部 読解の諸問題(潜在性とその虚像―ベルクソン『物質と記憶』における潜在性概念;『物質と記憶』と形而上学の直観的再興―純粋理性の第四誤膠推論と第一・第二アンチノミー;記憶の場所の論理―『物質と記憶』における超図式論と憑在論;過去はなぜそのまま保存されるのか―『物質と記憶』の記述の多層性について);第2部 心と時間(ベルクソンにおける在ること・夢見ること・見ること;“時間的に拡張された心”における完了相の働き―ベルクソンの汎質論と現象的イメージ);第3部 科学との接続(『物質と記憶』と深層学習;空間的神経表象から時間的圧縮過程へ;記憶力と脳―ベルクソンの誤り;ベルクソンの第一の記憶を理解する試み―フロイトの記憶論と知覚失認(精神盲)の自験例を導きの糸として);第4部 芸術・道徳への展開(現在の脆さ―ベルクソンと河原温;生への注意―『物質と記憶』における道徳性の進化)
ISBN(13)、ISBN 978-4-906917-73-0   4-906917-73-9
書誌番号 1113534745

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