陶磁器の太平洋貿易圏 --
宮田絵津子 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2017.11 -- 22cm -- 202p

資料詳細

タイトル マニラ・ガレオン貿易
副書名 陶磁器の太平洋貿易圏
著者名等 宮田絵津子 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2017.11
大きさ等 22cm 202p
分類 678.22
件名 アジア-貿易-ヨーロッパ-歴史-近代 , 陶磁器-中国-貿易-歴史-近代 , マニラ-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1970年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。サンティアゴ・デ・コンポステラ大学DEA取得後、ポンペウ・ファブラ大学博士後期過程修了。立教大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(文学)。現在、日本学術振興会特別研究員(RPD)、立教大学兼任講師。専門は歴史学・考古学。主要業績にPortuguese Intervention in the Manila Galleon Trade(Archaeopress,2017)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 16世紀から17世紀にかけて興隆をみせたガレオン貿易。マニラを起点に太平洋を横断し、アメリカ大陸を経てイベリア半島に至る世界的な流通は、ヨーロッパのライフスタイルまでをも変質させた。しかし、従来スペイン人が独占してきたとされるこの貿易は、ポルトガル人、中国人、コンベルソ、その他数多の勢力が時に対立し、時に協働しながら構築されたものだった。陶磁器の考古学的分析と文献史料の渉猟により、マニラ・ガレオン貿易におけるモノと人の交錯を巨視的に捉えなおす力作。
目次 第1章 ポルトガル人とスペイン人のアジア海域進出(イベリア勢力の海外進出;ポルトガル人とスペイン人到来以前のアジア地域の交易 ほか);第2章 マニラ・ガレオン貿易における商業と商人(マニラからヌエバ・エスパーニャへの商品の流れ;市場構造とメキシコ人商人 ほか);第3章 ヌエバ・エスパーニャにおける中国陶磁器の輸出(中国南部からヌエバ・エスパーニャへの輸出ルート;16世紀と17世紀におけるメキシコ市から出土した輸出中国陶磁器の編年、タイプの変遷 ほか);第4章 スペイン社会における中国陶磁器とアジア商品の流通(スペインにおけるアジア商品の消費;ベラクルスからセビリアに輸出されたアジア商品 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2471-3   4-7664-2471-9
書誌番号 1113534816
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113534816

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