当事者から始める社会学 --
矢吹康夫 /著   -- 生活書院 -- 2017.10 -- 19cm -- 424,18p

資料詳細

タイトル 私がアルビノについて調べ考えて書いた本
副書名 当事者から始める社会学
著者名等 矢吹康夫 /著  
出版 生活書院 2017.10
大きさ等 19cm 424,18p
分類 369.27
件名 色素異常症 , 社会学
注記 文献あり
著者紹介 1979年生まれ。立教大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員などをへて、現在、立教大学社会学部助教、日本アルビニズムネットワーク・スタッフ。主な著書に『手招くフリーク――文化と表現の障害学』(共著、2010年、生活書院)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 アルビノについて調べようと思って手にした文献には「私」のことが全然書かれていなかった…。アルビノ当事者13人のライフストーリーの検討を通して、「私」も含めて誰も否定せず誰にとっても抑圧的ではないあり方を探索する。
要旨 私の経験を捨象し私の意に沿わない形に解釈・編集される言説があふれる中「どうすれば私は納得できるのか」。遺伝学、弱視教育、オタク文化、当事者運動などの歴史の再構成と、語る意義を見出した「強い」主体の影に隠れた沈黙や語りがたさにもアプローチした、13人のアルビノ当事者のライフストーリーの検討をとおして、私も含めて誰も否定せず誰にとっても抑圧的ではないあり方を探索した、気鋭の社会学者、待望の単著。
目次 どうすれば私は納得できるのか?;注目すべき表現型から注目に値しない遺伝子型へ―遺伝学史におけるアルビノ;社会に働きかける「根性」「たくましさ」「精神力」の養成―弱視教育におけるアルビノ;アルビノ萌えの「後ろめたさ」からの逃走―オタク文化圏におけるアルビノ;不可視の人びとの新しい声―近年の研究動向と当事者運動の展開;新しいストーリーの生成に向けて―方法論の検討と調査概要;歴史の隙間を埋める語り;「あるあるネタ」としての問題経験;「有名な」当事者が語る目的;介入的な聞き手とマイナーな語り手;脱政治化の歴史から政治的主体化、あるいは政治からの離脱へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-86500-073-3   4-86500-073-9
書誌番号 1113536353
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113536353

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