現在の〈差別〉のかたち --
唯物論研究協会 /編   -- 大月書店 -- 2017.10 -- 22cm -- 247p

資料詳細

タイトル 唯物論研究年誌 第22号
各巻タイトル 現在の〈差別〉のかたち
著者名等 唯物論研究協会 /編  
出版 大月書店 2017.10
大きさ等 22cm 247p
分類 116.4
件名 唯物論 , 社会的差別 , 社会的排除
内容 内容:傷を抱えて他者と生きる 奥田知志述 高山智樹聞き手 植上一希聞き手. 「人間の価値づけ」という差別と暴力 藤谷秀著. ケアワークと性差別 佐藤靜著. 新自由主義政治の新たな段階と排外主義の台頭 二宮元著. 「ヘイト本」のメディア論 清原悠著. 「消される」という差別 吉田千亜述. ポピュリズム、「右」の躍進と「左」の苦境 百木漠著. 「ポスト3・11自衛隊協力映画」としての『シン・ゴジラ』 須藤遙子著. 相模原障害者殺傷事件から考える 中嶋英理著. 堀景山『不尽言』 吉川宜時著. チャイルド・アクティヴィズムと熟議システム 西山渓著. 物を認識することはいかにして可能か 上田尚徳著
内容紹介 優生思想とヘイトクライムが最悪のかたちで結びついた相模原事件。欧米で高まる排外思想。人種、性別、貧富の差など今なお残り、また新たに生み出される「差別」の諸相から、現在の社会状況が抱える問題点をあぶりだす。
要旨 人間を優劣に切り分け、分断・排除するその根深さを見極め、対抗の方途を探る。優生思想とヘイトクライムが最悪のかたちで結びついた相模原事件。欧米で高まる排外主義。人種、性別、貧富の差など、古くて新しい“差別”の諸相から、現在の社会が抱える問題点をあぶりだす。
目次 特集 現在の“差別”のかたち(現在の“差別”のかたち―特集にあたって;インタヴュー 傷を抱えて他者と生きる;「人間の価値づけ」という差別と暴力―「尊厳」論の問題性も見据えて;ケアワークと性差別―性別役割分業・人種間分業・グローバリゼーション;新自由主義政治の新たな段階と排外主義の台頭;「ヘイト本」のメディア論―雑誌的書籍(ムック)が作り出したヘイトの流通・展示・編成;「消される」という差別―原発事故“自主”避難者たちの現状);思想のフロンティア(ポピュリズム、「右」の躍進と「左」の苦境);レヴュー・エッセイ(「ポスト3・11自衛隊協力映画」としての『シン・ゴジラ』―「市民」と「地方」の拾象によるナショナリズム;相模原障害者殺傷事件から考える―社会福祉から優生思想を引きはがすために);研究論文(堀景山『不尽言』―“自然”の再出現の意義;チャイルド・アクティヴィズムと熟議システム―もうひとつの「子ども参加」の理解にむけて;物を認識することはいかにして可能か―ヘーゲル『精神現象学』「2知覚」に関する一考察)
ISBN(13)、ISBN 978-4-272-43912-6   4-272-43912-X
書誌番号 1113536815
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113536815

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