〈批評〉で編む秩序・武士・地域・宗教論 --
高野信治 /著   -- 清文堂出版 -- 2017.11 -- 22cm -- 289p

資料詳細

タイトル 近世政治社会への視座
副書名 〈批評〉で編む秩序・武士・地域・宗教論
著者名等 高野信治 /著  
出版 清文堂出版 2017.11
大きさ等 22cm 289p
分類 210.5
件名 日本-歴史-江戸時代
著者紹介 1957年 佐賀県に生まれる。九州大学大学院文学研究科博士後期課程退学。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院教授。主著『近世大名家臣団と領主制』(吉川弘文館、1997年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:領主結集と幕藩制. 民族・民衆と戦争. 武家政治の専制性・自律性と公共性. 「御家」の形成と幕府権力. 大名家の「政治」とは何か. 大名の「資格」とは何か. 譜代藩政治機構の基礎研究. 政治文化論としての「藩」言説の意味. 武士の治者意識. 武家社会の歴史的意義. 武家社会の階層と世襲. 平和な時代の「武」. 軍制・家の視点からみた武家社会. 近世武士の規範義務をめぐって. 「月影兵庫・花山大吉」時代の武士たち. 一人の武士が生きた時代と社会の総合的復元. 近世武士の知行権は形骸化しているか. 藩研究と地域史研究の融合を目指して. 近世の領主制と行政をめぐって. 幕府広域支配の特性は何か. 国家・地域・大名の関係. 地域史研究と史料編纂. 地域領主の地誌編纂とアイデンティティ. 史料に語らしめる地域史. 「歴史的後遺症」概念 ほか7編
内容紹介 武士が支配してきた近世日本の「政治社会」の諸特質はどのようなもので、それらは如何に関連するのか。近世日本の政治社会をめぐる多面的な作品群の「批評」を通して、その時代的な特徴を読み解く。
目次 第1章 政治秩序と治者認識(領主結集と幕藩制;民族・民衆と戦争 ほか);第2章 近世武士論(武家社会の歴史的意義;武家社会の階層と世襲 ほか);第3章 地域社会のとらえ方(藩研究と地域史研究の融合を目指して;近世の領主制と行政をめぐって ほか);第4章 宗教と規範・いのち(近世の「宗教」も政治・社会を読み解くカギ;政治文化としての為政者の死 ほか);終章 締めくくりに聞いてもらいたいこと―政治社会にみるアイデンティティ・差異化・いのち:藩政と領民(関心事―自己紹介をかねて;「政治社会」研究としての藩研究 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7924-1080-3   4-7924-1080-0
書誌番号 1113538599
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113538599

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