西欧におけるエルサレム模造の展開 --
関根浩子 /著   -- 勉誠出版 -- 2017.10 -- 22cm -- 329,58p

資料詳細

タイトル サクロ・モンテの起源
副書名 西欧におけるエルサレム模造の展開
著者名等 関根浩子 /著  
出版 勉誠出版 2017.10
大きさ等 22cm 329,58p
分類 526.19
件名 教会建築-イタリア , 聖地-イタリア , 巡礼(キリスト教)-ヨーロッパ-歴史 , エルサレム
注記 欧文タイトル:Le origini dei Sacri Monti
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1963年、埼玉県生まれ。崇城大学芸術学部美術学科教授。筑波大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了後、同大学院博士特別研究員など公設・私設の研究員などを経て現職。専門は西洋美術・文化史(特にイタリア)、日本近代美術・文化史。訳書に『キリストの受難 十字架の道行き―心的巡礼による信仰の展開』(勉誠出版、2016年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序. 「サクロ・モンテ」の定義と研究史. 一五世紀以前の西欧におけるエルサレムの模造建築. ミラノ管区ヴァラッロのサクロ・モンテ. トスカーナ管区サン・ヴィヴァルドのサクロ・モンテ. 形態の変遷から見たイタリアのサクロ・モンテとその他の巡礼施設の展開. 結語
内容紹介 山上の聖地「サクロ・モンテ」。その起源は、エルサレム支配以降、危険な長旅を敢行できない信徒のために導入された「代用エルサレム」にある。北イタリアで独自の近世的形態を獲得したその歴史を明らかにする。
要旨 パレスティナの代用聖地、プロテスタントに対するカトリックの要塞などさまざまに解釈されてきた「サクロ・モンテ」。その起源は、イスラムによるエルサレム支配以降、危険な長旅を敢行できない信徒のために導入された「代用エルサレム」にある。中世の聖地模造の伝統を受け継ぎ、北イタリアで独自の近世的形態を獲得したその歴史を明らかにする。
目次 第1章 「サクロ・モンテ」の定義と研究史(「サクロ・モンテ」の定義;イタリアのサクロ・モンテ研究史);第2章 一五世紀以前の西欧におけるエルサレムの模造建築(キリスト教徒のエルサレム憧憬とその模造の伝統、並びにサクロ・モンテの関係;一四世紀以前のエルサレムの模造建築 ほか);第3章 ミラノ管区ヴァラッロのサクロ・モンテ―フラ・ベルナルディーノ・カイーミの「代用エルサレム」(ヴァラッロの初期の施設に関する先行研究;最古の巡礼案内書に言及されている礼拝堂とミステーリ ほか);第4章 トスカーナ管区サン・ヴィヴァルドのサクロ・モンテ―フラ・トンマーゾ・ダ・フィレンツェの「代用エルサレム」(レオ一〇世の返書と先行研究の問題;検討史料群と同定問題の再検討 ほか);第5章 形態の変遷から見たイタリアのサクロ・モンテとその他の巡礼施設の展開(サクロ・モンテ降盛の背景;トレント公会議後の巡礼施設―「サクロ・モンテ」の諸類型と展開 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22188-3   4-585-22188-3
書誌番号 1113538982

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