納家政嗣 /編, 永野隆行 /編   -- 勁草書房 -- 2017.11 -- 22cm -- 292p

資料詳細

タイトル 帝国の遺産と現代国際関係
著者名等 納家政嗣 /編, 永野隆行 /編  
出版 勁草書房 2017.11
大きさ等 22cm 292p
分類 319
件名 国際政治 , 帝国主義-歴史
注記 索引あり
著者紹介 【納家政嗣】上智大学大学院外国語学研究科博士課程単位取得退学。一橋大学大学院法学研究科教授などを経て,現在:上智大学総合グローバル学部特任教授(国際政治学,グローバル・ガバナンス論) 主著:『国際紛争と予防外交』(有斐閣,2003年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:国際秩序と帝国の遺産 納家政嗣著. ヨーロッパ統合の展開と帝国の遺産 若林広著. ポルトガルの移民政策と旧植民地諸国 西脇靖洋著. 未完の東方問題 澤江史子著. 戦後日本と植民地主義/反植民地主義 宮城大蔵著. 帝国の遺産としてのイギリス海外領土基地 水本義彦著. アメリカ覇権下の国際貿易体制とイギリス帝国の遺産 藤田泰昌著. 世界保健機関による保健衛生秩序の形成 山越裕太著. 「帝国」としてのアメリカ 島村直幸著. 英帝国の遺産と米国の中東政策 泉淳著. 北東アフリカにおける脱植民地化と国際秩序の再編 眞城百華著. カリブにおける帝国主義 尾尻希和著. 南太平洋の脱植民地化とオーストラリア 永野隆行著
要旨 冷戦終結後、グローバリゼーションは加速し続け、さまざまなガバナンスの制度や仕組みが新たに整えられていっているように見える。しかし、これらは新たに創出されたものではなく、帝国主義の時代に作られた制度や枠組みをもとにできあがったものではないだろうか?各国・地域の分析を通じて、この問題を明らかにしていく。
目次 国際秩序と帝国の遺産;第1部 帝国の適応(ヨーロッパ統合の展開と帝国の遺産;ポルトガルの移民政策と旧植民地諸国;未完の東方問題;戦後日本と植民地主義/反植民地主義);第2部 帝国統治の継承(帝国の遺産としてのイギリス海外領土基地―ディエゴガルシアとキプロス主権基地領域を中心に;アメリカ覇権下の国際貿易体制とイギリス帝国の遺産;世界保健機関による保健衛生秩序の形成―天然痘の撲滅と帝国医療;「帝国」としてのアメリカ―その擁護論と批判者たちについて);第3部 帝国領域における国家形成(英帝国の遺産と米国の中東政策;北東アフリカにおける脱植民地化と国際秩序の再編―イタリア植民地処理と地域対立の萌芽;カリブにおける帝国主義―反発から受容へ?;南太平洋の脱植民地化とオーストラリア―拒否の戦略から建設的なコミットメントへ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-30263-5   4-326-30263-1
書誌番号 1113539824

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