東アジアの文学圏 --
小峯和明 /監修   -- 笠間書院 -- 2017.11 -- 22cm -- 470p

資料詳細

タイトル 〈シリーズ〉日本文学の展望を拓く 1
各巻タイトル 東アジアの文学圏
著者名等 小峯和明 /監修  
出版 笠間書院 2017.11
大きさ等 22cm 470p
分類 910.2
件名 日本文学-歴史 , 東洋文学-歴史
注記 索引あり
注記 奥付の多巻タイトル(誤植):東アジアの文化圏
著者紹介 【小峯和明】1947年生まれ。立教大学名誉教授、中国人民大学高端外国専家、早稲田大学客員上級研究員、放送大学客員教授。早稲田大学大学院修了。日本中世文学、東アジア比較説話専攻。著作に『説話の森』(岩波現代文庫)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:東アジア・〈漢字漢文文化圏〉論 小峯和明著. 『竹取物語』に読む古代アジアの文化圏 丁莉著. 紫式部の想像力と源氏物語の時空 金鍾徳著. 佐藤春夫の『車塵集』の翻訳方法 於国瑛著. 「離騒」と卜筮 井上亘著. 『日本書紀』所引書の文体研究 馬駿著. 金剛山普徳窟縁起の伝承とその変容 龍野沙代著. 自好子『剪灯叢話』について 蒋雲斗著. 三層の曼荼羅図 染谷智幸著. 日中近代の図書分類からみる「文学」、「小説」 河野貴美子著. 東アジアにみる『百喩経』の受容と変容 金英順著. 『弘賛法華伝』をめぐって 千本英史著. 朝鮮半島の仏教信仰における唐と天竺 松本真輔著. 『禅苑集英』における禅学将来者の叙述法 佐野愛子著. 延命寺蔵仏伝涅槃図の生成と地域社会 鈴木彰著. 日本古代文学における「長安」像の変遷 高兵兵著. 『古事集』試論 木村淳也著. 『球陽』の叙述 島村幸一著. 古説話と歴史との交差 ファム・レ・フイ著. 日清戦争と居留清国人表象 樋口大祐著. Constructing the China Behind Classical Chinese in Medieval Japan Erin L.Brightwell著
内容紹介 日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ、「日本文学の展望を拓く」第1巻。漢字・漢文文化圏の問題を念頭におきつつ、東アジアに広がる文学圏について、多面的な文学の諸相の提示と解明に取り組む。
要旨 各国の文学・文化を相互に対照し、輻輳する読みをかさねあわせ、東アジア古典学の未来を創る。日本文学とその研究がこれまでに担ってきた領域、これから創造していく可能性をもつ領域とは何か。人文学としての文学が人間社会に果たしうる役割に関して、より豊かな議論を成り立たせるには、これからどうしていけばよいのか。日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ第1巻。
目次 総論―交流と表像の文学世界;第1部 東アジアの交流と文化圏(東アジア・“漢字漢文文化圏”論;『竹取物語』に読む古代アジアの文化圏 ほか);第2部 東アジアの文芸の表現空間(「離騒」と卜筮―楚簡から楚辞をよむ;『日本書紀』所引書の文体研究―「百済三書」を中心に ほか);第3部 東アジアの信仰圏(東アジアにみる『百喩経』の受容と変容;『弘賛法華伝』をめぐって ほか);第4部 東アジアの歴史叙述の深層(日本古代文学における「長安」像の変遷―“実”から“虚”へと;『古事集』試論―本文の特徴と成立背景を考える ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70881-6   4-305-70881-7
書誌番号 1113541178
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113541178

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