絵画・イメージの回廊 --
小峯和明 /監修   -- 笠間書院 -- 2017.11 -- 22cm -- 344p

資料詳細

タイトル 〈シリーズ〉日本文学の展望を拓く 2
各巻タイトル 絵画・イメージの回廊
著者名等 小峯和明 /監修  
出版 笠間書院 2017.11
大きさ等 22cm 344p
分類 910.2
件名 日本文学-歴史 , 絵画(日本)-歴史
注記 索引あり
著者紹介 【小峯和明】1947年生まれ。立教大学名誉教授、中国人民大学高端外国専家、早稲田大学客員上級研究員、放送大学客員教授。早稲田大学大学院修了。日本中世文学、東アジア比較説話専攻。著作に『説話の森』(岩波現代文庫)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:絵巻・〈絵画物語〉論 小峯和明著. 光の救済 キャロライン・ヒラサワ著. 百鬼夜行と食物への供養 塩川和広著. 『福富草紙』の脱糞譚 吉橋さやか著. 「病草紙」における説話の領分 山本聡美著. 空海と「善女龍王」をめぐる伝承とその周辺 阿部龍一著. 文殊菩薩の化現 吉原浩人著. 『看聞日記』にみる唐絵の鑑定と評価 髙岸輝著. 島津家「朝鮮虎狩図」屏風・絵巻の図像に関する覚書 山口眞琴著. 根津美術館蔵「平家物語画帖」の享受者像 鈴木彰著. 絵入り写本から屏風絵へ 出口久徳著. 掲鉢図と水陸斎図について 伊藤信博著. 近世初期までの社寺建築空間における二十四孝図の展開 宇野瑞木著. 赤間神宮の平家一門肖像について 軍司直子著. デジタル絵解きを探る 楊暁捷著
内容紹介 日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ、「日本文学の展望を拓く」第2巻。文学と絵画・イメージといった視覚的想像力とが交わる動態について、多様なメディアを視野に入れ検討する。
要旨 多様な研究分野が競い合うフィールドで、各分野の解析法がどう重なり、ずれるのか、読みと研究のあり方が問われている。日本文学とその研究がこれまでに担ってきた領域、これから創造していく可能性をもつ領域とは何か。人文学としての文学が人間社会に果たしうる役割に関して、より豊かな議論を成り立たせるには、これからどうしていけばよいのか。日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ第2巻。
目次 総論―絵画・イメージの“読み”から拓かれる世界;第1部 物語をつむぎだす絵画(絵巻・“絵画物語”論;光の救済―「光明真言功徳絵詞(絵巻)」の成立とその表現をめぐって ほか);第2部 社会をうつしだす絵画(「病草紙」における説話の領分―男巫としての二形;空海と「善女龍王」をめぐる伝承とその周辺 ほか);第3部 “武”の神話と物語(島津家「朝鮮虎狩図」屏風・絵巻の図像に関する覚書;根津美術館蔵「平家物語画帖」の享受者像―物語絵との“対話”を窺いつつ ほか);第4部 絵画メディアの展開(掲鉢図と水陸斎図について;近世初期までの社寺建築空間における二十四孝図の展開―土佐神社本殿蟇股の彫刻を中心に ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70882-3   4-305-70882-5
書誌番号 1113541179

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