文学史の時空 --
小峯和明 /監修   -- 笠間書院 -- 2017.11 -- 22cm -- 460p

資料詳細

タイトル 〈シリーズ〉日本文学の展望を拓く 4
各巻タイトル 文学史の時空
著者名等 小峯和明 /監修  
出版 笠間書院 2017.11
大きさ等 22cm 460p
分類 910.2
件名 日本文学-歴史 , 時間・空間
注記 索引あり
著者紹介 【小峯和明】1947年生まれ。立教大学名誉教授、中国人民大学高端外国専家、早稲田大学客員上級研究員、放送大学客員教授。早稲田大学大学院修了。日本中世文学、東アジア比較説話専攻。著作に『説話の森』(岩波現代文庫)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:〈環境文学〉構想論 小峯和明著. 古典的公共圏の成立時期 前田雅之著. 中世の胎動と『源氏物語』 野中哲照著. キリシタン文学と日本文学史 杉山和也著. 近代日本における「修養」の登場 王成著. 『明治往生伝』の伝法意識と護法意識 谷山俊英著. 紫式部の内なる文学史 李愛淑著. 『浜松中納言物語』を読む 加藤睦著. 『蜻蛉日記』の誕生について 陳燕著. 藤原忠通の文壇と表現 柳川響著. 和歌風俗論 小川豊生著. 演戯することば、受肉することば 深沢徹著. 近江地方の羽衣伝説考 李市埈著. 南奥羽地域における古浄瑠璃享受 宮腰直人著. 平将門朝敵観の伝播と成田山信仰 鈴木彰著. 近代日本と植民地能楽史の問題 徐禎完著. 反復と臨場 會田実著. ホメロスから見た中世日本の『平家物語』 クレール=碧子・ブリッセ著. 浦島太郎とルーマニアの不老不死説話 ニコラエ・ラルカ著. 仏教説話と笑話 周以量著. 南方熊楠論文の英日比較 志村真幸著. 「ロンドン抜書」の中の日本 松居竜五著
内容紹介 日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ、「日本文学の展望を拓く」第4巻。日本文学史理解を形づくってきた時代区分やジャンル枠を越境する視野で柔軟にテキストの様相を探り、古典と近現代文学を貫く文学研究のあり方を模索する。
要旨 人びとの関心を喚起する未知の学域は、なお豊かに存在する。日本文学とその研究がこれまでに担ってきた領域、これから創造していく可能性をもつ領域とは何か。人文学としての文学が人間社会に果たしうる役割に関して、より豊かな議論を成り立たせるには、これからどうしていけばよいのか。日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ第4巻。
目次 総論―往還と越境の文学史にむけて;第1部 文学史の領域(“環境文学”構想論;古典的公共圏の成立時期 ほか);第2部 和漢の才知と文学の交響(紫式部の内なる文学史―「女の才」を問う;『浜松中納言物語』を読む―思い出すこと、忘れないことをめぐって ほか);第3部 都市と地域の文化的時空(演戯することば、受肉することば―古代都市平安京の「都市表象史」を構想する;近江地方の羽衣伝説考 ほか);第4部 文化学としての日本文学(反復と臨場―物語を体験すること;ホメロスから見た中世日本の『平家物語』―叙事詩の語用論的な機能へ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70884-7   4-305-70884-1
書誌番号 1113541183
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113541183

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 910.2 一般書 利用可 - 2072913518 iLisvirtual