高橋稔 /著   -- 東方書店 -- 2017.11 -- 21cm -- 223p

資料詳細

タイトル 古代中国の語り物と説話集
著者名等 高橋稔 /著  
出版 東方書店 2017.11
大きさ等 21cm 223p
分類 920.24
件名 説話-中国-歴史-古代
注記 年表あり
著者紹介 1936年東京都に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科中国文学専攻博士課程単位取得退学。私立武蔵野学園高等学校教諭ほかを経て、1993年山形大学教育学部教授。2001年定年退職。語り物研究者。著書に『中国説話文学の誕生』(東方書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 六朝時代以前の語り物の例として、「燕丹子」などを翻訳。原文も掲載し、語りのリズムの痕跡を追究する。また「列異伝」逸文を翻訳し、志怪小説と語り物が相互に与えた影響を見る。最後に、唐代の「鶯鶯伝」などを翻訳、「太平広記」と比較し特徴を考察する。
要旨 六朝時代以前の古い語り物の例として、「燕丹子」(荊軻の始皇暗殺の物語)などを翻訳。原文も掲載し、語りのリズムの痕跡を追究する。また、「捜神記」や「幽明録」といった「志怪小説」の生みの親「列異伝」の逸文50種を翻訳収録。志怪小説と語り物が相互に与えた影響を見る。最後に、唐代の「鴬鴬伝」などを翻訳し、六朝志怪から唐代伝奇まで、あらゆる話を集めた「太平広記」と比較することで「列異伝」の特徴を考察する。
目次 第1章 古代中国の語り物三種(本章の読み方について一言;中国最古の語り物;司馬遷の聞いた語り物 ほか);第2章 志怪の生みの親となった「列異伝」(「列異伝」の逸文五〇種の主題について;六朝志怪の文体と伝説の記し方について;「列異伝」の逸文に残された話に見る序破急の三段構成について ほか);第3章 隋唐代における語り物と小説との関係(推薦制度の弊害と科挙の実施について;初唐期の小説と語り物;唐代伝奇と語り物 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-497-21714-1   4-497-21714-0
書誌番号 1113543457
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113543457

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磯子 公開 920 一般書 貸出中 - 2061562829 iLisvirtual