沈黙と饒舌の仏教史 -- 講談社選書メチエ --
沖本克己 /著   -- 講談社 -- 2017.12 -- 19cm -- 300p

資料詳細

タイトル
副書名 沈黙と饒舌の仏教史
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 沖本克己 /著  
出版 講談社 2017.12
大きさ等 19cm 300p
分類 188.82
件名 禅-歴史 , 仏教-歴史
著者紹介 1943年生まれ。花園大学卒業。東京大学大学院中退。花園大学大学院教授を経て同名誉教授。文学博士。主な著書に『禅の思想とその流れ』『禅思想形成史の研究』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「不立文字」と言葉を突き放しつつ、「禅語」は真理を表すとも言う。禅は、語り得ぬものにどう向き合い、何を伝えてきたのか。ブッダの教えが禅宗へと至り、さらに日本で発展するまで。禅とは何か、仏教史から問い直す。
要旨 ブッダは、真理は言語表現できないという。しかし仏教は万巻の書にその教えをとどめてきた。禅宗は、教学仏教に抗して生まれた。しかし禅語は難解、禅問答は不条理、「不立文字」という言葉は、それ自体が矛盾である。禅は、語り得ぬものにどう向き合い、何を伝えてきたのか。ブッダの教えが禅宗へと至り、さらに日本で発展するまで。禅とは何か、仏教史から問い直す。
目次 序章 不立文字という言葉;第1章 禅の歴史―言葉をめぐって(禅宗の成立;良く生きよ―ブッダの教え ほか);第2章 大乗経典概説(新しい仏教;般若経典―破壊と総合 ほか);第3章 大乗の学者たち(「空」の効用―龍樹;「唯識」の思想―弥勒・無著・世親 ほか);第4章 沈黙と饒舌(沈黙の人;饒舌な禅(禅の新風・道元;日本臨済禅の創成・白隠;思索者の蹉跌・大拙));終章 型の文化―伝承と言葉(個と集団;型の文化)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258668-9   4-06-258668-1
書誌番号 1113547173
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113547173

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