再び立憲主義について --
樋口陽一 /著   -- 岩波書店 -- 2017.12 -- 22cm -- 241p

資料詳細

タイトル 抑止力としての憲法
副書名 再び立憲主義について
著者名等 樋口陽一 /著  
出版 岩波書店 2017.12
大きさ等 22cm 241p
分類 323.01
件名 憲法 , 立憲主義
著者紹介 1934年生まれ.憲法専攻.1957年東北大学法学部卒業.東北大学法学部,パリ第2大学,東京大学法学部,上智大学法学部,早稲田大学法学部などで教授・客員教授を歴任.日本学士院会員.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「危機」への知の対応. 「立憲主義」と「憲法制定権力」. 「ルソーの立憲主義」をめぐって. 「近代」の公理の法学上の再発見とその問題性. 「共和国」=立法中心主義と違憲審査制の「共存」?. 憲法にとっての経済秩序. 法・歴史・記憶. 「歴史」にからめとられる「共和国」=「市民」?. 戦後史の中の憲法学. 憲法に対する憲法学の向き合い方
内容紹介 戦後憲法学に「近代立憲主義」を復権させた著者が、自説に寄せられた批判に答えつつ、再び「近代」の構成原理への思索を突き詰め、憲法学のあり方や立憲主義と民主主義の関係などを問い直す。
要旨 選挙での勝利=「民意」を盾にして進められる強引な政治に抗する原理として、「立憲主義」が注目されている。1973年に刊行した最初の著書で、戦後憲法学に「近代立憲主義」を復権させた著者が、自説に寄せられた批判に答えつつ、再び「近代」の構成原理への思索を突き詰め、憲法学のあり方や立憲主義と民主主義の関係などを問い直す。著者の立憲主義論の到達点。
目次 第1章 「知」が「近代」を構想したとき(「危機」への知の対応;「立憲主義」と「憲法制定権力」―対抗と補完 最近の内外憲法論議の中から;「ルソーの立憲主義」をめぐって―『社会契約論』を副題『国法諸原理』に即して読む);第2章 「近代」が「自由」を制度化したとき(「近代」の公理の法学上の再発見とその問題性;「共和国」=立法中心主義と違憲審査制の「共存」?;憲法にとっての経済秩序―規範形式と規範内容から見て);第3章 「近代」=「普遍」が「歴史」に向き合うとき(法・歴史・記憶;「歴史」にからめとられる「共和国」=「市民」?);第4章 学問・政治・憲法のトリアーデ(戦後史の中の憲法学―一局面の概観;憲法に対する憲法学の向き合い方)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025470-0   4-00-025470-7
書誌番号 1113548294

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