日本史研究叢刊 --
矢内一磨 /著   -- 和泉書院 -- 2017.12 -- 22cm -- 360p

資料詳細

タイトル 中世・近世堺地域史料の研究
シリーズ名 日本史研究叢刊
著者名等 矢内一磨 /著  
出版 和泉書院 2017.12
大きさ等 22cm 360p
分類 216.3
件名 堺市-歴史-史料
注記 布装
著者紹介 1964年兵庫県たつの市生まれ 1992年同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻博士課程(後期)研究指導修了 2011年同志社大学より博士(文化史学)授与 全国大学国語国文学会学会賞受賞 現在堺市博物館学芸員 『一休派の結衆と史的展開の研究』(単著、思文閣出版、2010年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:一休宗純「自戒集」にみる語彙とその比喩. 一休の純粋禅と断法の思想. 堺妙國寺蔵「己行記」について. 堺妙國寺蔵「己行記」紙背文書をよむ. 堺妙國寺蔵「行功部分記」について. 禅宗寺院の法会と普請. 堺の復興と近世都市の誕生. 三種類の元禄の堺大絵図について. 西鶴の町人物に描かれた成熟都市・堺について. 堺市立中央図書館蔵享保一三年「堺手鑑」の原本と付図の発見について. 道明寺天満宮と幕末の堺商人. 幕末の大地震と泉州堺. 安政地震と堺地域. 近代都市堺の記憶
内容紹介 自治体史の白眉と謳われる正続『堺市史』において全くの空白、もしくは不十分であった部分の史料と論点を紹介・考察。堺の中世・近世の地域史に新しい成果を提示する。また、堺の寺院に残された近世の地震記録に関する論文も収録。
要旨 正続『堺市史』の空白を埋める。近世初期堺地域の寺院復興の貴重な一次史料である、龍光院蔵の大通庵復興普請文書や、堺奉行浅野長恒史料「堺手鑑」・付図などの新史料、妙國寺蔵「己行記」の紙背文書などの実証的な史料研究により、堺の中世・近世史研究に新しい成果を提示する。また、堺の寺院に残された近世の地震記録に関する論文も収録。
目次 第1部 中世・近世堺の寺院史料を読み解く(一休宗純「自戒集」にみる語彙とその比喩―堺布教の問題を中心に;堺妙國寺蔵「己行記」について―史料研究を中心に;堺妙國寺蔵「己行記」紙背文書をよむ;堺妙國寺蔵「行功部分記」について;禅宗寺院の法会と普請―堺大安寺を中心に);第2部 地域史料にみる近世堺の社会と文化(堺の復興と近世都市の誕生―龍光院所蔵元和六・七年大通庵普請記録;西鶴の町人物に描かれた成熟都市・堺について;堺市立立中央図書館蔵享保一三年「堺手鑑」の原本と付図の発見について―堺奉行浅野長恒史料より;道明寺天満宮と幕末の堺商人―「菅梅講名記」;幕末の大地震と泉州堺―堺真宗寺蔵「地震記」をよむ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0854-2   4-7576-0854-3
書誌番号 1113549051

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 216.3 一般書 利用可 - 2061894660 iLisvirtual