「私」語りの百年史 -- 増補改訂 --
梅澤亜由美 /著   -- 勉誠出版 -- 2017.12 -- 22cm -- 396,8p

資料詳細

タイトル 私小説の技法
副書名 「私」語りの百年史
版情報 増補改訂
著者名等 梅澤亜由美 /著  
出版 勉誠出版 2017.12
大きさ等 22cm 396,8p
分類 910.26
件名 日本小説-歴史-明治以後
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻・博士後期過程満期退学。博士(文学)。現在、大正大学文学部・准教授。訳書に、安英姫『韓国から見る日本の私小説』(鼎書房、2011年)、共編著に、秋山駿・勝又浩監修『私小説ハンドブック』(私小説研究会編、勉誠出版、2014年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:私小説における「私」の問題. 田山花袋『蒲団』〈1907〉. 武者小路實篤『お目出たき人』〈1911〉. 葛西善蔵『哀しき父』〈1912〉~『酔狂者の独白』〈1927〉. 志賀直哉『和解』〈1917〉. 徳田秋聲『仮装人物』〈1935~1938〉. 平林たい子『施療室にて』〈1927〉/『一人行く』〈1946〉. 島尾敏雄『夢の中での日常』〈1948〉. 藤枝静男『空気頭』〈1952・1967〉. 大庭みな子『オレゴン夢十夜』〈1980〉. 小島信夫『各務原名古屋国立』〈2002〉. 李良枝『ナビ・タリョン』〈1982〉~『由煕』〈1988〉. 申京淑『離れ部屋』〈1995〉. 水村美苗『私小説 from left to right』〈1992~1994〉. リービ英雄『千々にくだけて』〈2004〉. 「私」問題の普遍性
内容紹介 「私」にこだわることにどんな意味があるのか…。田山花袋『蒲団』(1907)から小島信夫『各務原 名古屋 国立』(2002)まで、「私小説」の100年を辿り、成立と変遷、そして今後の可能性を提示する。
要旨 田山花袋『蒲団』(1907)から小島信夫『各務原名古屋 国立』(2002)まで、“私小説”の100年を辿り、成立と変遷、そして今後の可能性を提示する。認識する/される「私」から生まれる作品群を、「私探究」の文学として捉え直し、従来とは異なる観点から考察する。水村美苗論、リービ英雄論を増補、改訂版として装い新たに刊行!
目次 第1部 語りだされる「私」;第2部 変化する「私」;第3部 語り直される「私」;第4部 創られる「私」;第5部 韓国における「私」;第6部 越境する「私」
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-29144-2   4-585-29144-X
書誌番号 1113550510
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113550510

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