ひつじ研究叢書 --
西田谷洋 /著   -- ひつじ書房 -- 2017.12 -- 22cm -- 508p

資料詳細

タイトル 村上春樹のフィクション
シリーズ名 ひつじ研究叢書
著者名等 西田谷洋 /著  
出版 ひつじ書房 2017.12
大きさ等 22cm 508p
分類 910.268
個人件名 村上 春樹(1949-)
注記 欧文タイトル:Fiction of Haruki Murakami
注記 索引あり
著者紹介 1966年生まれ。金沢大学大学院社会環境科学研究科修了。博士(文学)。富山大学人間発達科学部教授。主な著書『政治小説の形成』(世織書房、2010)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:はじめに. 修辞と構成. 幻想空間の生成. 亡霊の偏在性と局所性. 残存のコンストラクション. コンストラクションの問題. 物語とコンストラクション. 語り手と視点. 距離とエコー. 自己の重層性. 表象不可能性/物語とアイデンティティ. プレカリアート・マネージメント. 女語りと自己承認. 動物性と人間性. 解釈的断片性. 写実的物語性. 現勢化/潜勢化という方法. 写真とマイナーチェンジ. レイヤーとコンポジティング. 物語のサンプリング. 解釈と倫理. 虚構のモラリティー. 夢のエージェンシー. システムと責任. コミットメントの意味 ほか2編
内容紹介 物語の機能・内容・効果をフィールドとして展開した村上春樹研究の成果をまとめた1冊。短編小説分析を中心に、村上春樹の構成論、すなわち小説、作品集を貫くミクロからマクロに至る、あるいは統辞的な構成・構造を明らかにするアプローチ。
目次 1 修辞的構成(修辞と構成―超短編小説;幻想空間の生成―「三つのドイツ幻想」 ほか);2 幻想の物語(語り手と視点―「タイランド」;距離とエコー―「レキシントンの幽霊」「バースデイ・ガール」 ほか);3 視覚性と物語(解釈的断片性―『ふわふわ』;写実的物語性―クリス・ヴァン・オールズバーグ『西風号の遭難』 ほか);4 倫理とイデオロギー(解釈と倫理―「めくらやなぎと眠る女」;虚構のモラリティー―「納屋を焼く」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-89476-888-8   4-89476-888-7
書誌番号 1113551570

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