PHP新書 --
玉木俊明 /著   -- PHP研究所 -- 2018.1 -- 18cm -- 219p

資料詳細

タイトル 物流は世界史をどう変えたのか
シリーズ名 PHP新書
著者名等 玉木俊明 /著  
出版 PHP研究所 2018.1
大きさ等 18cm 219p
分類 209
件名 世界史 , 商品流通-歴史
著者紹介 京都産業大学経済学部教授。大阪市生まれ。1987年同志社大学文学部文化学科卒。93年同大学院博士課程単位取得退学。96年京都産業大学経済学部講師、2000年助教授、07年教授。09年『北方ヨーロッパの商業と経済1550‐1815年』(知泉書館)で大阪大学博士(文学)。著書に『近代ヨーロッパの誕生』(講談社選書メチエ)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 国力を左右する主な要因のうち、多くの識者にとって盲点となっている重要なファクターが「物流」である。漢の武帝やクロムウェルの航海法、フェニキア人の活躍、社会主義国家の決定的な弱点まで、経済史研究の俊英が平明に語る。
要旨 国力を左右する主な要因は軍事力や工業力、あるいは人口だと考えられることが多い。だが多くの識者にとって盲点となっている重要なファクターが一つある。「物流」である。漢の武帝はヨーロッパに先駆けて、物流に国家が介入するシステムを構築して財政を安定させた。オランダはバルト海地方から輸入した穀物を、食料不足にあえいでいた欧州各地に運搬することで覇権国家となり、イギリスではクロムウェルが航海法を制定したことがパクス・ブリタニカの要因となった。さらにフェニキア人の活躍から社会主義国家の決定的な弱点まで、経済史研究の俊英が平明に語る。
目次 フェニキア人はなぜ地中海貿易で繁栄したのか;なぜ、東アジアはヨーロッパに先駆けて経済発展したのか;イスラーム王朝はいかにして国力を蓄積したのか;ヴァイキングはなぜハンザ同盟に敗れたか;なぜ中国は朝貢貿易により衰退したのか;地中海はなぜ衰退し、バルト海・北海沿岸諸国が台頭したのか;喜望峰ルートは、アジアと欧州の関係をどう変えたか;東インド会社は何をおこなったのか;オランダはなぜ世界で最初のヘゲモニー国家になれたのか;パクス・ブリタニカはなぜ実現したのか;国家なき民は世界史をどう変えたのか1―アルメニア人;国家なき民は世界史をどう変えたのか2―セファルディム;イギリスの「茶の文化」はいかにしてつくられたのか;なぜイギリスで世界最初の工業化(産業革命)が生じたのか;アメリカの「海上のフロンティア」とは;一九世紀、なぜ西欧とアジアの経済力に大差がついたのか;社会主義はなぜ衰退したのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-83766-6   4-569-83766-2
書誌番号 1113555155
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113555155

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