MINERVA人文・社会科学叢書 --
足立研幾 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2018.1 -- 22cm -- 297p

資料詳細

タイトル セキュリティ・ガヴァナンス論の脱西欧化と再構築
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者名等 足立研幾 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2018.1
大きさ等 22cm 297p
分類 319.8
件名 安全保障 , NGO
注記 索引あり
著者紹介 1974年 京都府生まれ。2003年 筑波大学大学院国際政治経済学研究科修了。博士(国際政治経済学)。現在 立命館大学国際関係学部教授。著作『国際政治と規範――国際社会の発展と兵器使用をめぐる規範の変容』有信堂高文社,2015年,ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:セキュリティ・ガヴァナンス論の現状と課題 足立研幾著. シエラレオネにみる「民主主義」が作り出した協調行動 岡野英之著. テロ対策と両立する「領土的一体性」に挑むマリ 山根達郎著. 旧ユーゴスラヴィア諸国にみるアクター間の同床異夢 中内政貴著. モザイク化するアフガニスタンをめぐる安全保障論の再考 工藤正樹著. 分断がもたらすイラクの不確実な安定の促進 山尾大著. スリランカ内戦における安全保障と人権の相克 佐々木葉月著. フィリピンの紛争と再編される安全保障の協働関係 山根健至著. シリア内戦において「消極的平和」を模索するトルコ 今井宏平著. コロンビア麻薬戦争における政府と外部アクターの協働 福海さやか著. セキュリティ・ガヴァナンス論の新地平 足立研幾著
内容紹介 西欧主体の平和構築はなぜうまくいかないのか。非西欧社会の事例分析を踏まえて「セキュリティ・ガヴァナンス」概念を再構築することで、理論的に新たな地平を切り拓き、実務面にも重要な知見を提示する。
要旨 国家の安全保障政策において、非政府主体はいかなる役割を果たしているのか。西欧主導の平和構築はなぜうまくいかないのか。こうした問題を考察する鍵となる「セキュリティ・ガヴァナンス」概念は、西欧諸国のみを念頭に構築されてきた。本書は、非西欧社会の事例分析を踏まえて「セキュリティ・ガヴァナンス」概念を再構築することで、理論的に新たな地平を切り拓き、実務面にも重要な知見を提示することを目指すものである。
目次 セキュリティ・ガヴァナンス論の現状と課題;第1部 「失敗国家」におけるセキュリティ・ガヴァナンス(シエラレオネにみる「民主主義」が作り出した協調行動;テロ対策と両立する「領土的一体性」に挑むマリ);第2部 中央政府崩壊後のセキュリティ・ガヴァナンス(旧ユーゴスラヴィア諸国にみるアクター間の同床異夢;モザイク化するアフガニスタンをめぐる安全保障論の再考;分断がもたらすイラクの不確実な安定の促進);第3部 非西欧「近代国家」におけるセキュリティ・ガヴァナンス(スリランカ内戦における安全保障と人権の相克;フィリピンの紛争と再編される安全保障の協働関係;シリア内戦において「消極的平和」を模索するトルコ;コロンビア麻薬戦争における政府と外部アクターの協働);セキュリティ・ガヴァナンス論の新地平
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07953-7   4-623-07953-8
書誌番号 1113557182

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