『提婆達多』『犬』『菩提樹の蔭』インド哲学からのまなざし --
木内英実 /著   -- 三弥井書店 -- 2017.12 -- 22cm -- 288p

資料詳細

タイトル 神仏に抱かれた作家 中勘助
副書名 『提婆達多』『犬』『菩提樹の蔭』インド哲学からのまなざし
著者名等 木内英実 /著  
出版 三弥井書店 2017.12
大きさ等 22cm 288p
分類 910.268
個人件名 中 勘助
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 神奈川県小田原市出身。日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。日本大学国際関係学部、小田原女子短期大学保育学科勤務を経て、現在、東京都市大学人間科学部准教授。主な著書:『伸び支度』(共著、おうふう)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:森鴎外の『阿育王事蹟』の位置づけ. 石川啄木. 秋田雨雀. 久末淳. 『提婆達多』における仏伝. 『銀の匙』から『提婆達多』に至る救済の思想. 『犬』の成立をめぐって. 『犬』における人物造型. インド歌劇『シャクンタラー姫』の影響. 『菩提樹の蔭』の成立をめぐって. インド三部作解釈の地平. 中勘助参考文献目録 鈴木一正編 木内英実編
内容紹介 カルト的人気を誇る作家、中勘助。灘校「奇跡の授業」で用いられた『銀の匙』は序章にすぎない。『銀の匙』と同時進行的に構想されたインド三部作を取り上げ、そこに現れた中勘助の印度学・仏教学資料受容のあらましを明らかにする。
要旨 カルト的人気を誇る作家 中勘助。灘校「奇跡の授業」で用いられた『銀の匙』は序章に過ぎない。インド三部作『提婆達多』・『犬』・『菩提樹の蔭』こそ中勘助の職業作家としての真髄である。
目次 第1部 インド三部作の時代的背景(森鴎外の『阿育王事蹟』の位置づけ;中勘助と同年代の文学者による仏教学並びにインド哲学受容);第2部 インド三部作論(『提婆達多』;『犬』;『菩提樹の蔭』;インド三部作解釈の地平);第3部 中勘助参考文献目録(鈴木一正・木内英実編);巻末資料
ISBN(13)、ISBN 978-4-8382-3329-8   4-8382-3329-9
書誌番号 1113557199

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