福島県川内村奮闘記 -- コミュニティ政策叢書 --
鳥越皓之 /編著   -- 東信堂 -- 2018.1 -- 22cm -- 349p

資料詳細

タイトル 原発災害と地元コミュニティ
副書名 福島県川内村奮闘記
シリーズ名 コミュニティ政策叢書
著者名等 鳥越皓之 /編著  
出版 東信堂 2018.1
大きさ等 22cm 349p
分類 543.5
件名 福島第一原発事故(2011)-被害-福島県-川内村(福島県) , 地域社会-福島県-川内村(福島県)
注記 年表あり
著者紹介 大手前大学学長。関西学院大学社会学部教授などを経て2016年4月より現職。専門:社会学、民俗学、環境問題、地域計画。主要業績:『トカラ列島社会の研究』御茶の水書房、1982ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:災害とコミュニティ 鳥越皓之著. 川内村の歴史と地域コミュニティ 金子祥之著. カタストロフィーと行政対応 金子祥之著 井出寿一話. 災害弱者の避難生活 金子祥之著 渡辺ヒロ子話. 支援が生み出す分断 金子祥之著 三瓶カツ子話 大和田あけみ話. 医療従事者の葛藤 野村智子著 井出弘子話. 避難をしない選択 野村智子著 鈴木美智子話. 帰村を促した要因 野村智子著 井出弘子話. 帰らない理由と近隣関係 野村智子著 吉田悦子話. 三世代家族の分離 野村智子著 西山王子話. 子育て世代にとっての帰村 野田岳仁著 秋元活廣話. 若者と再離村 藤田祐二著 山崎優也話. コミュニティにとっての農業 藤田祐二著 井出剛弘話. 除染を拒否した篤農家 野田岳仁著 秋元美誉話 秋元ソノ子話. 自然を離れて生きる 金子祥之著 久保田安男話 久保田キミエ話. 復興政策と地域振興策の衝突 藤田祐二著 新妻一浩話. 地元のリーダー・井出茂さんとの対談 井出茂述 鳥越皓之聞き手. 遠藤雄幸・川内村村長に聞く 遠藤雄幸述 鳥越皓之聞き手. 資料編・川内村震災の記録
内容紹介 2011年福島第一原発の事故現場から20~30km圏内に位置する川内村。一枚岩では語ることのできない多様な「被害」の実態と地元コミュニティをめぐる人々の動態を描く。
要旨 川内村住民による原発事故後の地元コミュニティをめぐるライフ・ヒストリー。2011年福島第一原発の事故は放射能汚染などのハード面のみならず、既存のコミュニティというソフト面にも甚大な被害を及ぼした。福島県川内村は、事故現場から20~30km圏内に位置し、住宅損壊に加え放射能という「不可視」な脅威によって多くの住民が避難を余儀なくされた地域である。川内村コミュニティは放射能汚染と住民避難によって農業などの生業への影響、同居していた家族の分裂に追いやられるといった危機を経ながらも、すでに半数が帰村しコミュニティは新たな地平を築きつつある。原発事故後の人々のライフ・ヒストリーから地元コミュニティに対する葛藤を描写する本書は、一枚岩では語ることのできない多様な「被害」の実態と地元コミュニティをめぐる人々の動態を描く、渾身の労作である。
目次 第1部 災害の発生と川内村(災害とコミュニティ;川内村の歴史と地域コミュニティ);第2部 住民一人ひとりが語る経験(大災害からの避難;帰村と選択;復興に向けて);第3部 現状と将来に向けての対談(地元のリーダー・井出茂さんとの対談;遠藤雄幸・川内村村長に聞く);第4部 資料編・川内村震災の記録(川内村震災の記録;2011年作付け記録;診療所勤務記録)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1425-1   4-7989-1425-8
書誌番号 1113558785

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