アーレントと戦後日本 --
権安理 /著   -- 作品社 -- 2018.2 -- 20cm -- 326p

資料詳細

タイトル 公共的なるもの
副書名 アーレントと戦後日本
著者名等 権安理 /著  
出版 作品社 2018.2
大きさ等 20cm 326p
分類 361.1
件名 社会哲学 , 公益
個人件名 アーレント,ハナ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 立教大学コミュニティ福祉学部助教,博士(学術).早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得後退学(地球社会論専攻社会哲学専修).早稲田大学社会科学部助手,早稲田大学・千葉大学ほか非常勤講師を経て現職.主な共著書:『甦るコミュニティ―哲学と社会科学の対話』文眞堂(2003年),『ポスト近代の公共空間』御茶の水書房(2005年),『批評理論と社会理論』御茶の水書房(2011年),『復興支援ってなんだろう?―人とコミュニティによりそった5年間』本の泉社(2016年).(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:多様なる言葉「公共」をめぐって. 何である〈べきな〉のか?. なぜ求められてあるのか?. いかに機能するのか?. 複数性. 空間性. 公共性は身体を持ち得るか?. 公共性の時代. 公共圏と公共空間. 例外状態における〈公共的なるもの〉. 常態における〈公共的なるもの〉. 公共哲学の登場と普及. 〈公共的なるもの〉の歴史=物語の“後”で
要旨 政治や地方自治体、ボランティアなどの「新しい公共性」…。全分野でいまや必須のキーワードとなった「公共」という概念。本書は、この「公共性」という言葉で語られる「publicであること」、すなわち「公共的なるもの(“the public”)」について、社会哲学的に解明することを目的としている。まず、その概念を理論・思想的に検討した上で、次に、戦後日本における「公共的なるもの」の変遷を整理、概観してその意味を明らかにする。ハンナ・アーレントを軸に日本の「公共性」という言葉とその概念の歴史を初めて本格的にまとめ、体系化した画期的な研究。思想・社会科学のみならず政治・行政関係など必読の一冊。
目次 多様なる言葉「公共」をめぐって―状況の確認と本書の位置づけ;第1部 “公共的なるもの”の正体を知る―社会的存在論小史(何である(べきな)のか?―認識論/当為論;なぜ求められてあるのか?―存在論;いかに機能するのか?―歴史=物語);第2部 “公共的なるもの”の思想的展開―アーレントから、もう一度「公共」を考える(複数性―唯一無二性と他者性;空間性―publicとcommon;公共性は身体を持ち得るか?―試論的考察);第3部 戦後日本における歴史的展開―表象の歴史(公共性の時代―アーレント以前、一九六〇~一九七〇年代まで;公共圏と公共空間―アーレントとの共振、一九九〇年代後半以降1;例外状態における“公共的なるもの”―アーレントの受容、一九九〇年代後半以降2 ほか);“公共的なるもの”の歴史=物語の“後”で―過去と未来の間
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-671-9   4-86182-671-3
書誌番号 1113559327
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113559327

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神奈川 公開 Map 361.1 一般書 利用可 - 2061972113 iLisvirtual