足利政権期の宗教と政治 --
斎藤夏来 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2018.2 -- 22cm -- 395,9p

資料詳細

タイトル 五山僧がつなぐ列島史
副書名 足利政権期の宗教と政治
著者名等 斎藤夏来 /著  
出版 名古屋大学出版会 2018.2
大きさ等 22cm 395,9p
分類 188.82
件名 禅宗-歴史-中世 , 禅宗-僧侶 , 宗教と政治-日本-歴史-中世 , 五山文学
注記 索引あり
著者紹介 1969年 福井県生まれ,愛知県育ち 1999年 名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学 岡山大学大学院教育学研究科教室等を経て 現在 名古屋大学大学院人文学研究科教授,博士(歴史学) 著書 『禅宗官寺制度の研究』(吉川弘文館,2003年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:五山僧の忘却と再発見の試み. 叢林と夷中. 足利政権の坐公文発給と政治統合. 関東公帖と夷中の五山僧. 戦国期足利政権の公帖発給と「武士」の編成. 鎮魂の強制から信仰の統合へ. 五山僧をめぐる師弟関係と師檀関係. 地方諸山禅院の無名檀越たち. 戦国期在地勢力の五山文学受容. 居士大姉仏教と五山文学. 夷中考. 五山僧の栄西認識. 南禅寺住持論. 列島史と日本史のはざまで
内容紹介 地域の信仰を背景に各地を結び付け、足利政権の全国支配の鍵ともなった、「夷中」の五山僧の決定的役割を浮かび上がらせ、中央偏重の五山制理解を一新。五山文学も手がかりに、列島社会が内包していた異国的世界をも展望し、新たな中世史像を描き出す。
要旨 地域の信仰を背景に各地を結び付け、足利政権の全国支配の鍵ともなった「夷中」の五山僧の決定的役割を浮かび上がらせて、中央偏重の五山制理解を一新、五山文学も手がかりに、列島社会が内包していた異国的世界をも展望し、新たな中世史像を描き出す。
目次 五山僧の忘却と再発見の試み;第1部 足利政権と五山僧(叢林と夷中―五山僧の列島散在;足利政権の坐公文発給と政治統合―赦し合う政権と檀越たち;関東公帖と夷中の五山僧―赦し合う人脈の展開;戦国期足利政権の公帖発給と「武士」の編成);第2部 夷中の檀越と五山僧(鎮魂の強制から信仰の統合へ―石見安国寺の諸山禅院への推移;五山僧をめぐる師弟関係と師檀関係―諸地域の十方院について;地方諸山禅院の無名檀越たち―備中宝福寺を事例として;戦国期在地勢力の五山文学受容―尾張知多半島域を事例として;居士大姉仏教と五山文学―尾張・三河の諸山と五山僧);第3部 五山僧の思想史的位置(夷中考―列島社会と五山文学;五山僧の栄西認識;南禅寺住持論―列島史のなかの五山僧とキリシタン);列島史と日本史のはざまで
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0903-4   4-8158-0903-8
書誌番号 1113560787
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113560787

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