境界の文学 --
ジョゼフ・チャプスキ /著, 岩津航 /訳   -- 共和国 -- 2018.1 -- 20cm -- 193p 図版28p

資料詳細

タイトル 収容所のプルースト
シリーズ名 境界の文学
著者名等 ジョゼフ・チャプスキ /著, 岩津航 /訳  
出版 共和国 2018.1
大きさ等 20cm 193p 図版28p
分類 950.28
件名 失われた時を求めて
個人件名 プルースト,マルセル
注記 原タイトル:Proust contre la decheance
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり
著者紹介 【ジョゼフ・チャプスキ】1896年、ポーランド貴族の息子としてプラハに生まれ、1993年、パリ近郊に沒する。ポーランドの画家、美術批評家、エッセイスト。帝政ロシア軍に入隊後、反戦主義を理由に離脱。ポーランドに帰国後、対ソ戦争に従軍。1920年代にパリで絵画修行。1939年、ドイツ軍のポーランド侵攻とともにソ連軍の捕虜となるが、41年に解放される。第二次大戦後は、月刊誌『クルトゥーラ』の編集に参加し、世界各地で個展を開催するなど精力的に活動した。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 一九三九年のナチスとソ連による相次ぐポーランド侵攻。このときソ連の強制収容所に連行されたポーランド人画家のジョゼフ・チャプスキ(一八九六‐一九九三)は、零下四〇度の極寒と厳しい監視のもと、プルースト『失われた時を求めて』の連続講義を開始する。その二年後にチャプスキは解放されるが、同房のほとんどが行方不明となり、「カティンの森」事件の犠牲になるという歴史的事実にあって、『失われた時を求めて』はどのように想起され、語られたのか?現存するノートをもとに再現された魂の文学論にして、この長篇小説の未読者にも最適なガイドブック。
ISBN(13)、ISBN 978-4-907986-42-1   4-907986-42-4
書誌番号 1113561119

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 950.2 一般書 利用可 - 2062078181 iLisvirtual
磯子 公開 Map 950 一般書 利用可 - 2067736888 iLisvirtual