物語とキャラクター表現の革新 --
松下哲也 /著   -- 三元社 -- 2018.1 -- 22cm -- 261,25p

資料詳細

タイトル ヘンリー・フューズリの画法
副書名 物語とキャラクター表現の革新
著者名等 松下哲也 /著  
出版 三元社 2018.1
大きさ等 22cm 261,25p
分類 723.345
個人件名 フューゼリ,ヨハン・ハインリヒ
注記 文献あり
著者紹介 1981年、大阪府生まれ。國學院大學大学院文学研究科史学専攻美学美術史コース博士課程後期単位取得満期退学。博士(歴史学)。専攻は英ロマン主義絵画を中心とする近代美術史。美術史学会、美学会会員。現在、國學院大學文学部兼任講師。論文に「ヘンリー・フュースリの『詩的模倣』における感情表現」(『國學院雑誌』第116巻7号)、「ヘンリー・フュースリ《グイド・カヴァルカンティの亡霊に出会うテオドーレ》の演劇的空間性による円環構造」(『美術史』第178冊)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 幻想絵画で知られるフューズリはじつは主流派アカデミシャンであった。後代の美術家に深い影響を与えた彼の芸術思想と物語絵画の制作手法を、その着想源となった近代観相学や当時の演劇・見世物など視覚文化の反映と共に明らかにする。
要旨 “夢魔”など奇怪な幻想絵画で知られるフューズリはじつは主流派アカデミシャンであり、美術史と古典文学に精通する教養人だった。イギリスロマン主義の源流となり、さらに後代の美術家に深い影響を与えた彼の芸術思想と物語絵画の制作手法を、その着想源となった近代観相学や当時の演劇・見世物など視覚文化の反映と共に明らかにする。魔術的画家の人体造形論。
目次 第1章 物語絵画と十八世紀の美術市場(ロイヤル・アカデミーの年次展覧会;ボイデルのシェイクスピア・ギャラリー ほか);第2章 物語とキャラクターの理論(「詩的模倣」芸術論;身体は「建造」される ほか);第3章 「劇場は最高の学校」―俳優の演技と物語絵画の「行為」(演劇愛好家フューズリ;ギャリックによる『マクベス』の「復元」 ほか);第4章 物語とキャラクターの造形(舞台空間と絵画の動線;舞台の特殊効果とキアロスクーロ);第5章 次世代に継承されたフューズリの画法(次世代の画家に対する『画法講義』の影響;ウィリアム・ブレイクの観相学 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-450-5   4-88303-450-X
書誌番号 1113561128
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113561128

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 723.3 一般書 利用可 - 2061974884 iLisvirtual
公開 Map 723 一般書 利用可 - 2062307652 iLisvirtual