戦争・偽者・戦後社会 -- 近代文学研究叢刊 --
高木伸幸 /著   -- 和泉書院 -- 2018.1 -- 22cm -- 262p

資料詳細

タイトル 梅崎春生研究
副書名 戦争・偽者・戦後社会
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者名等 高木伸幸 /著  
出版 和泉書院 2018.1
大きさ等 22cm 262p
分類 910.268
個人件名 梅崎 春生
著者紹介 昭和41年12月17日、埼玉県生。平成12年3月、広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。ラ・サール中学校・高等学校教諭を経て、平成21年4月、別府大学准教授。平成26年4月、別府大学教授(現職)。博士(文学)。著書『井上靖研究序説-材料の意匠化の方法-』(平成14年7月 武蔵野書房)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「微生」論. 「桜島」論. 「眼鏡の話」論. 「狂い凧」論. 「贋の季節」とは何か. 「蜆」論. 「侵入者」論. 「ボロ家の春秋」論. 「つむじ風」における三組の男女. 「砂時計」論. 「つむじ風」における「明治生れ」批判. 「凡人凡語」における二つのモチーフ. 「幻化」論
内容紹介 作家・梅崎春生の社会諷刺の方法を実証的に探究。日中戦争下で執筆された習作「微生」からデビュー作「桜島」を経て遺作「幻化」に至るまでの諸作品を取り上げ、「戦争」「偽者」「戦後社会」をキーワードに、梅崎文学の同時代性とモチーフを考察する。
要旨 第32回直木賞・第2回新潮賞・芸術選奨文部大臣賞・第19回毎日出版文化賞に輝き、今日においてなお、読み継がれ、特異な輝きを放つ梅崎春生文学の社会諷刺の方法に迫る。
目次 第1章 梅崎春生文学の出発(「微生」論―「偽」のモチーフ、国家批判と「紀元二千六百年」);第2章 梅崎春生における戦争(「桜島」論―戦争批判と自然美;「眼鏡の話」論―『きけわだつみのこえ』を一方に置いて;「狂い凧」論―「戦争」「家父長制」そして「天皇制」);第3章 梅崎春生における「偽」(「贋の季節」とは何か―「偽者」たちによる戦争;「蜆」論―「偽者」から「生物」へ);第4章 梅崎春生が描く戦後社会(戦後社会と国際情勢;戦後社会の構造;戦後社会と精神世界)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0861-0   4-7576-0861-6
書誌番号 1113561422
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113561422

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