その精神史的自己検証 -- ちくま学芸文庫 --
村上一郎 /著   -- 筑摩書房 -- 2018.2 -- 15cm -- 322p

資料詳細

タイトル 草莽論
副書名 その精神史的自己検証
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 村上一郎 /著  
出版 筑摩書房 2018.2
大きさ等 15cm 322p
分類 210.61
件名 明治維新 , 日本思想-歴史-江戸末期
注記 大和書房 1972年刊の再刊
注記 文献あり
内容紹介 草莽、それは野にありながら危急の時に大義に立つ壮士である。蒲生君平、高山彦九郎といった「草莽の処士」のさきがけから、頼山陽ら文化・文政の文人、水戸学、そして松陰と系譜的に論じ、その終焉を見届ける。
要旨 明治維新を語るうえで外せない「草莽」。吉田松陰の「草莽崛起(そうもうくっき)」という言葉で知られる通り、それは、野にありながら天下危急のときにおのれを顧みず、大道に立つ壮士たちをさす。孟子に由来するこの言葉は、江戸時代後期に特異な思想的背景を孕むようになり、維新前夜、つかの間の煌めきを放った。その精神を鮮烈な筆致で描き出したのが、二・二六事件の先駆的再評価などで名高い評論家・小説家・歌人、村上一郎である。蒲生君平、高山彦九郎といった「草莽の処士」のさきがけから、頼山陽ら文化・文政の文人、水戸学、そして松陰と系譜的に論じ、その終焉を見届ける比類なき名著。
目次 第1の章 草莽とはなにか;第2の章 預言者の出現―蒲生君平と高山彦九郎;第3の章 在野文人の自立と進取の人びと―文化・文政の時代から;第4の章 水戸学の人びと―藤田一門と会沢正志斎を中心に;第5の章 吉田松陰―恐れ乍ら天朝もいらぬ;第6の章 松陰以降―コノこまり物
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09846-7   4-480-09846-1
書誌番号 1113561769

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