『源氏物語』の真実 --
小谷惠造 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2018.2 -- 20cm -- 272,3p

資料詳細

タイトル 「もののあはれ」を読み解く
副書名 『源氏物語』の真実
著者名等 小谷惠造 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2018.2
大きさ等 20cm 272,3p
分類 913.36
件名 源氏物語
個人件名 紫式部
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 昭和9年 鳥取県に生れる。昭和27年、大検に合格し、鳥取大学学芸学部(2年制)を修了の後、中学校に勤務の傍ら日本大学(通信教育部)文学部国文学科を卒業。昭和53年、県立倉吉東高等学校在職中に慶應義塾大学附属研究所斯道文庫に内地留学(半年間)。平成22年度、鳥取県文化功労賞を受賞。現在国指定重要文化財河本家(稽古有文館)保存会会長 専門鳥取県郷土史・儒学(論語)・国文学(源氏物語) 主著『池田冠山傅』三樹書房,平成2年ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『源氏物語』はこれまで多くの通釈書が出版されてきたが、不十分な文法知識が目立ち、また、「もののあわれ」の情調についても正確に解されてこなかった。そこで、『源氏物語』の誤読や曲解を指摘しながら、紫式部の妙筆の表現の真意を読み解く。
要旨 「もののあはれ」の情調といった恋愛の情趣や王朝の雅び心を探り当て、紫式部の比類なき妙筆の真意に迫る。
目次 第1章 光源氏の人柄と教養(父親としての光源氏の思慮;琴の名手だった光源氏 ほか);第2章 光源氏の女君たち(誤解されてゐる六条御息所;朝顔の姫君の自尊心 ほか);第3章 「憂きこと」多き光源氏(藤壷宮への思慕;須磨・明石での流謫生活 ほか);第4章 源氏亡き後の物語―「宇治十帖」(薫と宇治の姉妹;浮舟をめぐる薫と匂宮 ほか);第5章 『源氏物語』余説(儒者の『源氏物語』観;作家による『源氏物語』の口語訳 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-08153-0   4-623-08153-2
書誌番号 1113561788

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