ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳 --
アニル・アナンサスワーミー /〔著〕, 藤井留美 /訳   -- 紀伊國屋書店 -- 2018.2 -- 20cm -- 345p

資料詳細

タイトル 私はすでに死んでいる
副書名 ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳
著者名等 アニル・アナンサスワーミー /〔著〕, 藤井留美 /訳  
出版 紀伊國屋書店 2018.2
大きさ等 20cm 345p
分類 141.93
件名 アイデンティティ(心理学) , 心身関係 , 神経心理学
注記 原タイトル:THE MAN WHO WASN’T THERE
注記 索引あり
著者紹介 【アニル・アナンサスワーミー】 『ニューサイエンティスト』誌のニュース編集者を経て、現在は同誌のコンサルタントを務める。英国物理学会の物理学ジャーナリズム賞、英国サイエンスライター・アワードの「最も優れた研究報道」に贈られる賞を獲得している。初の著書『宇宙を解く壮大な10の実験』(河出書房新社)は2010年に英国物理学会『フィジクス・ワールド』誌で「2010年の本」の第1位に選ばれた。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「自分は死んでいる」と思いこむコタール症候群、自分の身体の一部を切断したくてたまらなくなる身体完全同一性障害(BIID)、何ごとにも感情がわかず現実感を持てない離人症…。「自己」の崩壊とその謎に迫るポピュラーサイエンス読み物。
要旨 「自分の脳は死んでいる」と思いこむコタール症候群、自分の身体の一部を切断したくてたまらなくなる身体完全同一性障害、何ごとにも感情がわかず現実感を持てない離人症―当事者や研究者へのインタビューをはじめドッペルゲンガー実験や違法手術の現場も取材し、不思議な病の実相と自己意識の謎に、神経科学の視点から迫る。
目次 第1章 生きているのに、死んでいる―「自分は存在しない」と主張する人びと コタール症候群「私の脳は死んでいますが、精神は生きています」;第2章 私のストーリーが消えていく―ほどける記憶、人格、ナラティブ 認知症「こんにちは、かしら。もうわからなくて」;第3章 自分の足がいらない男―全身や身体各部の所有感覚は現実と結びついているのか? 身体完全同一性障害(BIID)「この足は断じて自分の足ではない」;第4章 お願い、私はここにいると言って―自分の行動が自分のものに思えないとき 統合失調症「自分が崩れて、溶けていくような気がする」;第5章 まるで夢のような私―自己の構築に果たす情動の役割 離人症「悪い夢がずっと続いているようだった」;第6章 自己が踏みだす小さな一歩―自己の発達について自閉症が教えてくれること 自閉症スペクトラム障害「抱きしめられるのは、檻に閉じこめられる感じがした」;第7章 自分に寄りそうとき―体外離脱、ドッペルゲンガー、ミニマル・セルフ 自己像幻視「もうひとりのぼくがいたんだ」;第8章 いまここにいる、誰でもない私―恍惚てんかんと無限の自己 恍惚てんかん「自分自身および宇宙全体と完璧に調和しているのだ」
ISBN(13)、ISBN 978-4-314-01156-3   4-314-01156-4
書誌番号 1113563252

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
神奈川 公開 141 一般書 貸出中 - 2062185328 iLisvirtual
公開 Map 141 一般書 利用可 - 2062187541 iLisvirtual
港北 公開 Map 141 一般書 利用可 - 2062157553 iLisvirtual
公開 Map 141 一般書 利用可 - 2062181357 iLisvirtual