音楽の現象学的・歴史社会学的研究 --
寺前典子 /著   -- 晃洋書房 -- 2018.2 -- 22cm -- 191,7p

資料詳細

タイトル リズムからの逃走
副書名 音楽の現象学的・歴史社会学的研究
著者名等 寺前典子 /著  
出版 晃洋書房 2018.2
大きさ等 22cm 191,7p
分類 761.13
件名 音楽社会学 , 音楽-歴史-近代 , 演奏-歴史-近代 , リズム
注記 欧文タイトル:Escape from Rhythm
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 2014年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程社会学専攻修了 博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 楽器や音律、記譜法の合理化にともない、作曲家・演奏者・聴き手間の「音楽コミュニケーション」は近代的なものになっていく…。時空間を共にする人々の間だけでなく、時空間を異にする人々の間にも「疑似同時的」に成立するといった発展を描く。
要旨 本書は、音楽コミュニケーションが近代的な様相を呈するまでの過程を、現象学的・歴史社会学的に論じている。議論を展開するにあたり、アルフレッド・シュッツの現象学的社会学、エトムント・フッサールの現象学、マックス・ウェーバーの音楽合理化論の視点に依拠し、モーリス・アルヴァックスの集合的記憶論、真木悠介やアンソニー・ギデンズの時間意識の変容に関する思考も、議論の支柱のひとつとした。数々の楽曲によって議論を具体的なものとしている。
目次 序章 問題設定;第1章 音楽コミュニケーションの原理;第2章 疑似同時的な音楽コミュニケーション―西洋音楽の記譜法の合理化と普遍時間を得る技法、リズムから拍子へ;第3章 楽器と音律の合理化における“身体感覚”の変遷―合理化の二面性;第4章 演奏空間の変容と近代的な音楽コミュニケーション―作曲家・演奏家・聴き手の分化、共同体・間を結ぶ時間;第5章 現代的な音楽コミュニケーション―永続性をめざす記譜法の技法から録音再生技術へ;終章 音楽コミュニケーションの歴史社会学―リズムと拍子、身体感覚の側面と機械的な側面
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-2943-9   4-7710-2943-1
書誌番号 1113564331

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