牧野英二 /編   -- 法政大学出版局 -- 2018.2 -- 21cm -- 371,13,11p

資料詳細

タイトル 新・カント読本
著者名等 牧野英二 /編  
出版 法政大学出版局 2018.2
大きさ等 21cm 371,13,11p
分類 134.2
個人件名 カント,イマヌエル
注記 欧文タイトル:A NEW KANT READER
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1948年生。法政大学文学部哲学科教授。哲学。著書:『カントを読む』(岩波書店)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:グローバル化時代の新たなカント像 牧野英二著. フランス語圏のカント受容 宮﨑裕助著. 英米圏のカント研究 城戸淳著. スペイン語圏のカント研究 ドゥルセ・マリア・グランハ・カストロ著 中野裕考訳. イスラーム文化圏のカント研究 セイェド・アリー・マフムーディ著 寺田俊郎訳. 漢字文化圏のカント研究 牧野英二著. ロシアのカント研究 ダニール・アロンソン著 滝沢正之訳. ドイツ語圏における現在のカント研究 ハイナー・F・クレンメ著 千葉清史訳. 「常識」の概念とカントの思想形成 長田蔵人著. ヴォルフの形而上学とその批判者たち 佐藤慶太著. 身体と時間・空間論 植村恒一郎著. カテゴリーの演繹論と図式論 鵜澤和彦著. 『純粋理性批判』の自由論 湯浅正彦著. 道徳法則と法の定言命法 小野原雅夫著. 純粋理性宗教と歴史的信仰の相克 大森一三著. カントと悪の問題 中島義道著. 『判断力批判』における「自然の技巧」の体系的意義 相原博著. 『判断力批判』における超越論的哲学の新たな可能性 円谷裕二著. 自然哲学と自然の形而上学 犬竹正幸著. 『オプス・ポストゥムム』のコンテクスト 加藤泰史著. カント倫理学と生命倫理 蔵田伸雄著. カントにおける生と死の倫理学 三谷尚澄著. カントの正義論と人権論の射程 宇佐美公生著. 永遠平和と世界市民主義 石田京子著. コミュニケーション論の現代的意義 舟場保之著 ほか1編
要旨 超越論哲学の構築と永遠平和論を通じて、形而上学・倫理学・美学の近代200年を決定づけたカント。現代世界におけるその思想的意義を、前批判期から晩年までの各テーマに即し、最新の視点で気鋭の研究があぶり出す。西洋先進諸国以外の地域でのカント受容史や、正義論や生命倫理学への寄与にも光をあて、哲学史への鋭い解釈を提示するコラムが多面的な哲学者像を映し出す。詳細年譜付の最良の手引き!
目次 序論 グローバル化時代の新たなカント像;第1部 カント哲学のグローバルな展開;第2部 カント哲学の新しい読み方(批判哲学への途上;理論哲学の主要論点;実践哲学の中心課題;美学と目的論の射程;自然哲学と晩年の思想);第3部 現代の哲学からみたカント哲学(カントと応用倫理学;カントの永遠平和論・正義論;カントと現代の言語哲学)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15089-0   4-588-15089-8
書誌番号 1113564801

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