ストレートプレイ登場する --
井上理恵 /著   -- 社会評論社 -- 2018.2 -- 20cm -- 268,11p

資料詳細

タイトル 川上音二郎と貞奴 3
各巻タイトル ストレートプレイ登場する
著者名等 井上理恵 /著  
出版 社会評論社 2018.2
大きさ等 20cm 268,11p
分類 775.1
個人件名 川上 音二郎
注記 欧文タイトル:Otojiro Kawakami and Sadayakko
注記 索引あり
著者紹介 近現代演劇専攻。東京生れ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。桐朋学園芸術短期大学特任教授。単著『久保栄の世界』(社会評論社刊)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本の近代演劇の扉を開けた川上音二郎。その新演劇人としての最後の演劇的冒険を追いながら、共に歩んだ貞奴や川上音二郎一座の舞台を明らかにする。
要旨 この国の近代演劇の扉を開けた川上音二郎と貞奴の身体表現は、日本の新しい時代にマッチした。彼らの演劇は“明治”に生れた人々(民衆)を魅了しただけではなく、アメリカやヨーロッパの人々にも型破りな新鮮な表現として受け入れられた。日本の貞奴は世界のスターになる。彼らの新しさに気づいた権力者たちは、アジアの小国日本を“文化国家日本”として世界に認めさせるため宣伝に利用する。彼らの人気に日本国家は便乗したのだ。そして劇場改革・演劇改革が始まり、“演劇の前近代”が遠のいていく…
目次 第1章 世界巡演を振りかえる―明治政府のプロパガンダとしての身体・表象(政談から芝居へ;為政者と川上―期待される演劇人 ほか);第2章 正劇「オセロ」の上演(「影響の不安」―近代人川上の先駆性;シェイクスピアの「オセロー」 ほか);第3章 シェイクスピア作品とお伽芝居(東京市養育院慈善演劇―「江戸城明渡」「マーチャンドオブヴェニス」;初めてのお伽芝居(一九〇三年一〇月)―「狐の裁判」「浮かれ胡弓」 ほか);第4章 俳優養成・帝国劇場・大阪帝國座(音二郎と明治の財閥;帝国劇場建設計画―女優養成と「モンナワンナ」 ほか);第5章 大阪帝國座開場(韓国英太子の台覧―西園寺首相官邸大夜會;新派大合同「ボンドマン」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7845-1140-2   4-7845-1140-7
書誌番号 1113565062

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