倫理学研究 -- 叢書・ウニベルシタス --
マルティン・ゼール /著, 高畑祐人 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2018.2 -- 20cm -- 416,4p

資料詳細

タイトル 幸福の形式に関する試論
副書名 倫理学研究
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 マルティン・ゼール /著, 高畑祐人 /訳  
出版 法政大学出版局 2018.2
大きさ等 20cm 416,4p
分類 151.6
件名 幸福 , 倫理学
注記 原タイトル:Versuch uber die Form des Glucks.Studien zur Ethik 原著ペーパーバック版の翻訳
注記 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【マルティン・ゼール】1954年生まれ。ドイツ文学・哲学・歴史学をマールブルク大学とコンスタンツ大学で学び、≫Die Kunst der Entzweiung≪(「分裂の芸術」)によって哲学博士号を取得。1992年から1995年までハンブルク大学教授、1995年から2004年までギーセン大学教授を務め、2004年にフランクフルト大学理論哲学講座正教授に就任し、現在に至る。主な著書に、『自然美学』(加藤泰史・平山敬二監訳、法政大学出版局)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 幸福の「形式」という視点を打ち出し、道徳的配慮・社会的承認・政治的正当性に関する説明が依拠する善き生の形式について議論。道徳が幸福を犠牲にしているかもしれないという「幸福と道徳との緊張関係」から、凡百の幸福論を超えて、新たな思考をもたらす。
要旨 成功すること、順調であること、仕事、承認、価値評価、願望の実現、傷つけ/傷つけられること、他者への配慮、主観的な幸せと客観的な幸せ、普遍性と平等、善き生―。幸福と道徳との緊張関係から倫理学の根本問題を多角的に論じて、“幸福”の地平に新たな思考の実践を切り開く。
目次 第一研究 幸福と道徳との緊張関係(プラトンによる問題提起;カント、同一性なき統一 ほか);第二研究 幸福の形式に関する試論(幸福の意味;幸福に関する考察 ほか);第三研究 道徳の名宛人と道徳のパートナー(承認の倫理;普遍性と平等 ほか);第四研究 道徳の優位(条件つきの道徳と無条件な道徳;道徳に対する七つの異議申し立て ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01075-0   4-588-01075-1
書誌番号 1113566961
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113566961

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