動乱のなかの権威確立 -- 日本史リブレット人 --
山家浩樹 /著   -- 山川出版社 -- 2018.2 -- 21cm -- 94p

資料詳細

タイトル 足利尊氏と足利直義
副書名 動乱のなかの権威確立
シリーズ名 日本史リブレット人
著者名等 山家浩樹 /著  
出版 山川出版社 2018.2
大きさ等 21cm 94p
分類 289.1
個人件名 足利 尊氏
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1960年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻修士課程修了。専攻、日本中世史。東京大学史料編纂所教授。主要著書・論文「室町時代の政治秩序」(『日本史講座4』東京大学出版会2004)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 足利尊氏・直義は、動乱のなか兄弟で室町幕府を築き上げたが、のちに対立して観応の擾乱となる。両者の個性や政策を取り上げながら、とくに兄弟による共同統治の安定期に焦点をあてて解説する。
要旨 武家政権は、将軍となる武家に幅広い支持が集まることによって成立する。将軍となる武家には、何が必要だろうか。まずは武力でほかを圧倒することだろうが、それだけでは政権として継続するのは難しいだろう。統率する者として、ほかの武家とははっきり異なる正統性をもつこと、言い換えれば権威の確立が求められる。室町幕府の場合、樹立した足利尊氏・直義兄弟、およびそれを支持する者たちは、権威の確立にどのように腐心しただろうか。ふたりは最後には対立してしまうが、共同で何をめざしたのか、という視点から、権威確立のようすを概観してみたい。加えて、ふたりによる草創期は、のちの幕府にどのように位置づけられたか、にもふれる。
目次 ふたりによる統治;1 生誕から政権樹立まで;2 足利氏権威の向上;3 政策とそれぞれの個性;4 ふたりの対立とその後;5 ふたりの死後
ISBN(13)、ISBN 978-4-634-54836-7   4-634-54836-4
書誌番号 1113567387
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113567387

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
磯子 公開 Map 289/ア 一般書 利用可 - 2062241724 iLisvirtual
山内 公開 289/ア 一般書 貸出中 - 2062244057 iLisvirtual