六〇年代詩論 --
北川透 /著   -- 思潮社 -- 2018.2 -- 20cm -- 559p

資料詳細

タイトル 北川透現代詩論集成 3
各巻タイトル 六〇年代詩論
著者名等 北川透 /著  
出版 思潮社 2018.2
大きさ等 20cm 559p
分類 911.5
件名 日本詩-詩論・詩話 , 日本詩-歴史-昭和後期 , 詩人-日本-歴史-昭和後期
注記 欧文タイトル:The Essays on Contemporary Poetry of Toru Kitagawa
注記 付:月報 3(16p 18cm)
著者紹介 1935年、愛知県碧南市に生まれる。58年、愛知学芸大学卒業。62年、「あんかるわ」を創刊し、90年に終刊するまで、同誌を基盤に精力的な詩と批評の活動を展開する。91年、下関市に移住し、96年から2000年まで、「九」を山本哲也氏と共同編集で刊行。2013年から、ひとり雑誌「KYO(峡)」刊行。『詩論の現在』(全3巻)で第3回小野十三郎賞、詩集『溶ける、目覚まし時計』で第38回高見順賞、『中原中也論集成』で第46回藤村記念歴程賞、これまでの詩の実践と現代詩論への寄与で第70回中日文化賞を受賞。主な詩集に『眼の韻律』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:詩的断層十二、プラス一. バルセロナ出身の鳩. 〈女性〉性の行方. 「アメリカ」まで. 夢の過剰. 「合わす」原理について. 感受性という規範. 入沢康夫論. 反美学的変貌志向の世界. 中江俊夫『語彙集』の根拠. 岩成達也論. 不幸の仮構. 〈極私〉の現在. 無言. 〈ケリ〉に至るまで. 〈詩的メーロス〉の発見. ことばの自由の彼方へ. エテロトピー構造の変容. 松下昇の方へ. 幻の透谷・非人称の憑人. 黒貌の旅. 岡田隆彦論. 清水昶論. 〈死者〉を敵として. 壊滅しつつある根拠 ほか1編
内容紹介 50年代から60年代にかけて、戦後的な社会や政治の枠組み、党派的な文化への拠り所が失われ、言語そのものに依拠する「ことばが語る時代」が始まる。戦後詩から離陸する詩人たちと、60年代とそれ以降の詩を担った詩人たちについて論じる。
要旨 五〇年代から六〇年代にかけて、戦後的な社会の枠組み、党派的な文化への拠り所が失われ、言語そのものに依拠する“ことばが語る時代”が始まる。前時代からの継続を暴力的に切断した「凶区」などの言語の断層、急勾配、崩落の現場に、詩の危機と転生を読みとる巻頭論考のほか、飯島耕一、大岡信、入沢康夫ら、戦後詩から離陸する詩人たちと、鈴木志郎康、天沢退二郎、吉増剛造、佐々木幹郎ら、六〇年代とそれ以降の詩を担った詩人たちについての論が激しく踵を接する。
目次 1 詩的断層十二、プラス一―“六〇年代詩”経験の解体・私論(断層十二;プラス一);2 戦後詩からの離陸(飯島耕一論;大岡信論;入沢康夫論―匿されているものの痛い破片 ほか);3 六〇年代詩とその行方(鈴木志郎康論;菅谷規矩雄論;天沢退二郎論 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7837-2373-8   4-7837-2373-7
書誌番号 1113570954
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113570954

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